|
|
 |
 |
|
|
 |
 どんなものにも期日がある
銀行には、さまざまなビジネス上のルールがありますが、最も厳しく守っているルールが「期日、期限を守る」と言うものです。新人研修の教育の場でも徹底して期限(時間)を厳守するよう指導を受けます。もちろん、銀行に限らず一般的に仕事には期限があるので当たり前の話ではありますが、その厳守ぶりが徹底しているので大抵の人は驚きます。
例えば、「5分前集合」というルールがあります。会議や打ち合わせなどで複数の人が集合する場合に必ず5分前には集合すると言うものです。その要求レベルは「着席してすぐにスタートできる体制に準備していなければならない」というものです。
この習慣は、営業の現場でも時々目にします。銀行の営業マンがお客様の会社に伺う場合、アポイントの5分前には会社の近くに来ていつでも入れるように準備していると言う光景です。もちろん、そんな堅苦しくなくやる営業マンもいますが、キチンとした営業マンは、必ず守っています。
 銀行内部での期日管理
銀行内部では、「期日管理」と言う言葉を頻繁に使います。読んで字のごとく期日を管理することを指します。例えば、お客様から預かった定期預金申込書や振込依頼書を実行する日を管理したり、外国為替の予約の実行日などを管理することを言うのです。その方法は、期日管理簿や期日管理ファイルなどで行われており、決してミスすることが無いように仕組みを作っています。特に外国為替が関係する取引の場合は、期日をミスして1日でもずれてしまうと為替レートが変動し、お客様に損をさせてしまう可能性があるので、とても厳重に管理しています。
このように銀行では、期日や期限については、絶対に間違いが許されないというレベルで管理していますのでお客様に対してもその価値観を要求しています。
 お客様に要求する期日管理
銀行がお客様に要求する期日管理で最も厳しく監視しているものは、借入金の返済日に決められた返済金額をキチンと返済しているかどうかと言うことです。この管理は、通常オンラインで自動的に管理しているので、担当者が引落口座の残高をいちいち管理することはありません。ですが、引き落とし日に残高が不足し一度でも「延滞」になると大変なことになります。自動的に「延滞先リスト」と言う表に表示され、とても厳しい監視体制に入ります。「1日ぐらい大丈夫だろう」と気楽に考えられる方が時々いますが、この考え方は間違っています。例え、1日でも延滞は延滞です。10日延滞している企業、1ヶ月延滞している企業と全く同じレベルでブラックリストに近い状態でマークされてしまいます。
ですから、延滞に関しては決して甘く考えないでください。「お金があるんだけど、忙しくで入金する時間が無かった」という言い訳は通用しないことを覚えておいてください。
 日頃からのアピール
期日管理という大げさなものでなくても「この企業は約束を守る企業かどうか」と言うことは日頃の振る舞いから銀行は評価しています。このことを「仕振りを見る」という表現を使います。仕振りとは、待ち合わせした時間にキチンとくるかどうか、提出しなければならない書類をキチンと提出するかどうかなど日頃の振る舞いを見ているのです。どんな小さな約束でも守る企業は、仕振りが良いという評価され、担当者レベルでの信用が高くなります。そういう意味では、ビジネスの基本である「約束を守る」ということを普段から心がけている企業は信用が高く、融資を受け易いと言っても過言ではないでしょう。
|
|
 |
|
|
 |
 |
|
|
 |
|
 |
|
このコンテンツは寄稿担当者の責任のもと作成されたものです。税理士ドットコムは内容の正確性、真実性等について責任を負いませんのでご了承下さい。なお、実際のご活用に際してはかならず税理士等の専門家にご相談ください。
|
|
|