顧客に合わせて柔軟に調整する税務サービスで、起業家の未来をサポート
クライアント数4,000社を超える豊富な経験と実績、そして全国14拠点のネットワークを誇る税理士法人スバル合同会計。今回お話をお伺いしたのは、JR「博多駅」から徒歩5分という好立地に位置する福岡事務所です。福岡市は起業活動、スタートアップが盛り上がりを見せ、若い経営者が多く活躍しています。代表の野田文税理士に、事務所の強みや福岡市で税理士業務を行うやりがいなどについてお話をお聞きしました。
野田 文 税理士
税理士法人スバル合同会計 福岡事務所
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常にお客様が真ん中の高品質なサービスを目指し、ご要望に応じて対応
―スバル合同会計 福岡事務所では、どのような業種に対応しているのでしょうか。
野田 文 税理士
当会計事務所では、飲食や流通・小売、建設・建築、IT・インターネット、美容に関する業種などを得意としています。実際には、特定の業種に限定することなく、各種業種に幅広く対応しています。
―対応業務についてはいかがでしょうか。
野田 文 税理士
記帳代行や、起業・法人設立、税務顧問・調査対応のほか、経営者の方の相続税・資産税対策、事業承継・M&A、融資・資金調達など、幅広い業務に対してワンストップで支援を行っています。
―事務所のモットーについて教えてください。
野田 文 税理士
税理士法人スバル合同会計は「オーダーメイド」を心がけています。業務ひとつ取っても、お客様のニーズがどこにあるのかを大切にしながら、サービスを提供させていただいています。
費用に関しても、売上や記帳の枚数などの業務量から単純に算出するのではありません。「費用を抑えたい」ということでしたら、顧問契約だからといって毎月打ち合わせをするのではなく、サービス内容を柔軟に調整するなど、ご要望にお応えできるようご提案いたします。
また「費用は高くてもいいから毎月しっかり話し合って将来のことも相談したい」ということでしたら、毎月じっくりと数字を見ながら打ち合わせするなど、経営アドバイスを重視するようにいたします。
税理士費用を抑えたいから申告書を作成するだけでいいという方、節税中心の話をしたい方、将来の事業計画も含めてお話されたい方など、お客様が何を一番重要視されているかをお伺いすることを心がけております。
常にお客様が真ん中の高品質なサービスを目指し、ご要望に応じて対応できる会計事務所です。
―事務所に来られる方は、「この業務を依頼したい」といった明確な目的を持っている方が多いのでしょうか?
野田 文 税理士
実際には、漠然としたお悩みを抱えている方が多いですね。福岡の特徴として、起業したばかりの経営者やスタートアップ企業が比較的多く、そもそも税理士との付き合いがないため、「何をどう相談すればいいのかわからない」という方が少なくありません。
抱えている相談ごとが、そもそも「どの専門家に聞けばいいのかわからない」という方も多いんです。そこで私たちは、「まずはいったんうちが窓口になりますので、何でも聞いてください」とお伝えしています。実際には、それが司法書士や社労士、場合によっては弁護士の分野だったりすることもあります。税務に限らず、いろいろな相談ごとの入り口になれればと思っています。
―他の士業の方々とのネットワークも豊富なのですね。
野田 文 税理士
グループ内に、司法書士事務所や社労士事務所、行政書士事務所などの業務パートナーがいるので、こちらに繋ぐことができます。また、「直接会って話したい」ということであれば、福岡の地場でお付き合いのある専門家をご紹介するようにしています。
「グループ内の士業であれば、遠隔にはなりますが、少しお安くお願いできますがどうしますか?」とお伺いして、お客様のニーズにあった士業をご紹介しています。
―選択肢が多いのは安心ですね。では、お客様のニーズを引き出すために大切にしていることとはどんなことでしょうか。
野田 文 税理士
お打ち合わせを大切にすることですね。例えば初回の面談であれば30分程度、長い方では1時間くらいお時間いただくことが多いです。また、専門用語をできるだけ使わずに分かりやすい言葉でお伝えするようにしています。
―そのほか、事務所のアピールポイントをお教えください。
野田 文 税理士
当事務所はLINE、チャット、メール、電話など連絡手段が豊富にあります。疑問に思われたことは気軽に聞いていただいて大丈夫です。営業時間内でできるだけ早くお答えするようにしています。
―疑問点があると、事業に支障が生じることもあるかと思いますので、専門家に気軽に相談できるのはとても有難いですね。
野田 文 税理士
そうですね。昨年は定額減税などもあり、経理・総務担当の方はとてもお困りでした。今年も税制改正で基礎控除や給与所得控除などの変更があり、年末調整や確定申告の際には疑問点が多いかと思います。ぜひ使いやすいツールでお気軽にご相談いただければと思います。


税理士は、お客様の味方として業務に携われるやりがいのある仕事
―野田先生は税理士の仕事にどのようなやりがいを感じていますか?
野田 文 税理士
私は公認会計士から税理士になり、監査業務から税務業務に変わりました。今は経営者の方をはじめ、お客様の味方として業務に携われることにとてもやりがいを感じています。
監査法人の仕事は、企業が透明性を保ち、公正に経営を行う体制を整えているかを調査・評価することが仕事なので、必ずしも依頼してくださったお客様の味方ではないんです。むしろ敵というか、悪いことをしていないかをチェックする仕事です。
一方で税務業務は、していけないことはもちろんチェックはしますが、お客様の「こうなりたい」「こういうことをしていきたい」という意向に寄り添った仕事なので、とても魅力を感じています。
お金をいただいているお客様から「ありがとう!」と言ってもらえる仕事は、それほど多くないと思います。本当に嬉しいことですね。
―税理士は、経営者の悩みや未来に、まさに寄り添う仕事ですね。
野田 文 税理士
そうですね。事業経営に関する業務はもちろんですが、後に事業を畳んでご子息に受け継ぐなど、お客様の生活部分までに関連してきます。税務や経営のことだけでなく、現在から将来のことも含めて、個人的なお悩みでもお気軽にご相談いただけるよう、信頼関係を築いていけるようにと思っております。そのためにも、打ち合わせの時間を大切にしています。
―法人と個人の割合についても教えてください。
野田 文 税理士
割合は半々くらいですね。法人や個人事業主の方の顧問業務のほか、個人の相続税申告や、副業の確定申告も増えているので、単発でのご依頼にも対応しています。
法人に関しては、従業員数は多くても30〜40名程度の中小企業が中心なので、疑問点はなんでも聞きたいという方が多いです。お客様にとって、その相談が「税務なのか」「社会保険業務なのか」わからないのは当然だと思います。なので、一旦はお聞きして、内容的に税理士業務でなければ、適切な専門家をご紹介しています。
―顧問について、初めて税理士をつけられる方と、顧問税理士を変更したいという方とどちらが多いのでしょうか。
野田 文 税理士
最近は、初めて税理士をつけられる新設法人が多いのですが、割合的にはほぼ変わらない印象です。税理士変更で一番多いのは、現在の先生から報酬の値上げ交渉があったというケースです。レスポンスが遅い・悪いということもよく聞きます。その点当事務所は連絡手段が多いので、できる限り早くお応えするようにしています。
―お客様に喜んでいただいたエピソードがあれば教えてください。
野田 文 税理士
非常に話しやすい、相談しやすいと言っていただくことが多いです。あるご相談者の方は、経理作業を安心して任せられたので、本来の事業に集中できたと喜んでいただけました。
時には税理士業務でないご相談もあるかと思いますが、「これはどうすればいいんだろう?」と思ったら聞いていただいて全然大丈夫です。なんでもご相談・投げていただいて、身を軽くして本来の事業に邁進していただきたいと思います。
―野田先生の休日の過ごし方についても教えてください。
野田 文 税理士
子供がまだ小さいので、休日は丸1日公園で過ごしたり、夏場は毎週プールに行くなどして過ごしています。なかなか体力がついていきませんが、休日くらい体を動かさないといけないですし(笑)。オンオフが切り替わり、リフレッシュできる時間ですね。
活気あふれる福岡で、若い経営者の今と未来を全力でサポート
―福岡事務所は2020年10月に開設されましたが、開設時のエピソードなどあれば教えてください。
野田 文 税理士
単身でシェアオフィスの一角を借り、まさにゼロからのスタートでした。経営の経験もなく、しかも一人きり。「さて、これからどう進めていこうか」と思案したことを覚えています。
まず、新規顧客を紹介してもらうために、税理士ドットコムをはじめとした紹介会社へ連絡しました。同時に、福岡市でサービス提携ができそうな社労士や司法書士のホームページを探し、「一緒にやりませんか」と声をかけていました。
さらに、近くで新しくオープンしたお店や事務所を見つけては、「うちも開業したばかりなのですが、何がご相談ごとはありませんか?」と電話や訪問でアプローチしていました。
―お一人で手探りで始められたのですね。事業拡大のターニングポイントはありますか?
野田 文 税理士
地道にコツコツと信頼を積み重ねてきた、という感じですね。事務所を立ち上げた当初は、お客様も事業を始めたばかりの方が多く、ご自身の経営で精いっぱいという状況でした。ですが、最近はお客様から少しずつご紹介をいただくことが増えてきました。
福岡事務所もお客様も、ともに成長し、これからさらに飛躍していく手応えを感じています。
―事務所を今後どのようにしていきたいと思いますか。
野田 文 税理士
職員が若いこともあって、若い経営者の方からの引き合いが多いんです。お客様の平均年齢も30代前半と、お客様も職員も伸びしろばかり。ですから、一緒に大きく成長していきたいと考えています。
福岡全体も若い経営者が多く、起業を目指して移住してくる方も多い都市です。街全体に活気があり、「これから頑張っていくぞ」という思いや夢にあふれています。本当に、これからがとても楽しみです。

