意外とカンタン!PayPayで「マイナポイント」を申請してみた
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2022年6月30日からマイナポイント第2弾の受付がスタート。諸条件を満たすと、最大20,000円分のポイントがもらえる。
この「マイナポイント」は、独自サービスとして提供されているものではない。
マイナポイント申し込み時に、対象のキャッシュレス決済サービス(電子マネー、QRコード決済、クレジットカード等)の中からひとつ選び、そのポイントとして相当金額が付与されるしくみとなっている。
●マイナンバーカードの申請期限に注意!
マイナポイントを受け取るための手続きとして、【1】マイナンバーカードの取得【2】マイナポイントの申し込みが必要だ。
【1】マイナンバーカードの取得
マイナンバーカードの申請は、交付申請書(または個人番号通知書)が手元にあれば、スマートフォンやパソコン、証明用写真機、郵送などで行える。
交付申請書がない場合は、自宅のある市区町村窓口にて再発行が可能だ。
マイナポイント第2弾では、ポイント付与の条件として「2022年9月末まで」にマイナンバーカードの申し込みが必要なので注意しよう。
【2】マイナポイントの申し込み
マイナンバーカードの取得後、健康保険証としての利用申請や公金受取口座の登録をし、マイナポイントを申し込もう。
マイナポイントの申し込みは、パソコン・スマートフォンからWEBで行えるほか、市区町村の窓口や郵便局、コンビニなどに設けられた「マイナポイント手続きスポット」でも行える。
●約1〜2分で完了!「PayPay」マイナポイント申請手続き
筆者はマイナポイント第1弾で5,000円分を「PayPayポイント」として獲得済み。また、すでに健康保険証の利用申請は済ませている(前回の記事:https://www.zeiri4.com/c_1076/n_1061/)ので、早速ポイント申請の手続きをしてみた。
原則、第1弾で選択した決済サービスから別の決済サービスへの変更はできないため、今回も第1弾同様、「PayPayアプリ」から申し込みを行った。
結論からいえば、決済サービスIDの入力が必要ないこと、慣れたアプリで手続きできるなど、使い勝手の良さを実感できた。
なお、「マイナポータルアプリ・マイナポイントアプリ」のインストールと、マイナンバーカード、4桁の暗証番号(パスワード)が必要なので事前に用意しておこう。
「PayPayアプリ」でのマイナポイント申請方法は以下のとおり。
【STEP1】
「PayPayアプリ」のトップ画面から<マイナポイント>へ進む。
<健康保険証としての申し込み>を選択してさらに進み、『PayPayアプリで申し込む』が選択された状態で規約等を確認し、次に進む。
【STEP2】
画面の指示に従って「マイナポイントアプリ」へ移動し、スマートフォンのカメラでマイナンバーを読み取る。
このとき、マイナンバー受取時に設定した<パスワード(4桁の暗証番号)>の入力が必要だ。
【STEP3】その後、マイナポイントを獲得するキャンペーンを選択し、各利用規約を確認したら、申し込みは完了。
簡単な操作のため、約1〜2分で終えることができた。
なお、「公金受取口座の登録」をする際も手続きはほぼ同様。マイナポータルで登録をしたのち、PayPayアプリの【STEP1】の手順で<公金受取口座の登録>を選び、申し込みを行う。
●約1時間後にはPayPayポイントが付与
ポイントの付与状況は、PayPayアプリの<マイナポイント>メニューにて確認できる。筆者の場合、申し込みから1時間程度でPayPayポイントが付与されていた。
ちなみに、今回ポイントの申し込みをした、マイナンバーカードの健康保険証としての利用は、「オンライン資格確認」に対応した医療機関に限定されている。
ただし、従来の健康保険証も利用できるため、併用を前提にしておけば、健康保険証の利用申し込みをすること自体にデメリットはないといえる。
総務省によると、2022年6月末時点のマイナンバーカードの交付率は45.3%と、国民の半数以上がまだマイナンバーカード未申請だ(※)。
これを機会にマイナンバーカードを取得し、ポイントの恩恵を受けるというのもアリだろう。