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「筋トレ減税」導入へ! 三日坊主とお別れ?税理士がメリット真剣に考えた

「筋トレ減税」導入へ! 三日坊主とお別れ?税理士がメリット真剣に考えた
写真はイメージです(kou / PIXTA)

スポーツジムに通うと、その年に負担する税金が安くなるーー。「三日坊主」でジム通いをやめてしまう人たちにとって、続けるのを強力に後押しする仕組みが今後導入される可能性が浮上している。ただ、いったいどれくらいの税制上のメリットが考えられるのだろうか。

●メリット大きい?

日経新聞(4月10日)によると、自民党の勉強会が、上記のような新たな税制の検討を進めている。健康を損なう人が減れば、そのぶん、社会保障の負担が和らぐことが見込まれ、財政への貢献度も大きい。実現を期待する声はネットでも少なからず出ている。

スポーツジムの会費はエリアや店舗にもよるが、首都圏のジム(有人)なら、営業時間中に自由に使えるプランで、おおむね月1万円〜1万5000円ほど。「コナミスポーツクラブ本店」なら「好きなだけフリー」で月13,500円(税込み)となっている。

現状では、運動施設を継続的に使う費用を、所得税の控除対象に加えることが案として示されているという。ただこれだけではどれくらいの税制上のメリットがありうるのか、イメージがわきにくい。冨田建税理士に、仮定の条件を置いて検討してもらった。

●年間3万〜5万円の減税か

<ケース1>
都内在住(世田谷区)30歳の独身女性(年収500万円)が、コナミで上記月13,500円(税込み)を1年間継続した場合

<ケース2>
都内在住(同)50歳の既婚男性(年収1000万円、所得なし専業主婦、中学生女子1人が同居=3人家族)が、コナミで上記月13,500円(税込み)を1年間継続した場合

ーーそれではケース1から教えてください

まず、居住地や毎月の給与と賞与の内容、保険等の状況で変動があるという前提で、どれくらいの減税がありえるか考えましょう。

年収500万円の独身女性の場合、生命保険料控除などがないとすれば、所得税・住民税・復興特別所得税の合計額はおおむね、38万円強から35万円前後に下落しそうです。つまり、年間で3万円強程度の減税が見込まれます。

ーー次に、ケース2について教えてください

年収1000万円のお父さんは、妻が専業主婦ならば、おおむね税金は125万円前後から120万円程度に下落しそうです。なので、年間で4~5万円程度の減税となりそうです。

ーー導入されるかどうかわかりませんが、メリットは少なくなさそうですね

そうですね。ただあくまでも、上記の検討は仮定の話です。たとえば所得税額自体から差し引ける制度(税額控除)だったらメリットはかなり大きいでしょう。逆に、控除枠の上限がある場合はさほどメリットを感じないものになるかもしれません。

ーー今回の構想はどんな意味合いがあると考えますか

個人的には、税制には特典的な要素をつけることで、その方向に関わる人を増やしたり活動を支援したりする意義があると思います。さらに、どんな税制を施行するかは、『政府の方針』を広く知らしめる意味もあると思っています。

今回の構想も一定の減税メリットにとどまらず、国民の健康を促進する『政府のメッセージ』を示す狙いが大きいのかなと考えます。この税制が健康を見つめ直す契機になればよいですね。

周囲ではスポーツジムに『三日坊主』で通わなくなるということをよく聞きます。減税メリットを意識して、1度入ったならまずはきちんと通いたいですね。

【取材協力税理士】
冨田 建(とみた・けん)税理士・不動産鑑定士・公認会計士
42都道府県で不動産鑑定業務経験あり。著書執筆や雑誌・会報等に寄稿の他、何度も新聞広告に顔写真掲載の上で不動産会社様で講演。自作曲「ふどうさんのうた」で公認会計士協会東京会音楽祭優勝。「ぜいりしのうた」の動画(https://www.youtube.com/watch?v=lmy7j4qxfjs)をネットにアップした。
事務所名 :冨田建 不動産鑑定士・公認会計士・税理士事務所
事務所URL:http://tomitacparea.co.jp/
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