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ZOZO100万円お年玉、「適法」でも税金は?

ZOZO100万円お年玉、「適法」でも税金は?
前澤氏のツイッターから

「ZOZOTOWN」を運営する前澤友作社長が、個人で「100万円を100人にプレゼントする」とツイッターで宣言し、応募は1月7日で締め切られた。8日から順次、当選者にダイレクトメールが送られているとのことで既に吉報が届いた人もいるかもしれない。

100人は、7日までに前澤氏のTwitterアカウントをフォローし、呼びかけているツイートをリツイートした人の中から抽選で選ばれる。応募した人は400万を超えており、「もし当選したら家族で旅行に行きたい」などの反応が寄せられていた。

この企画には「法的な問題がない」とする秋山直人弁護士による解説を「弁護士ドットコムニュース」でも掲載した(ZOZO前澤氏の「100人に100万」プレゼント、「法の網」にひっかからない巧みさ→ https://www.bengo4.com/internet/n_9079/ )。

ただ税務上は、注意点もあるという。今回の「100万円プレゼント」によって、どのような税務の問題が生じる可能性があるのか。安藤由紀税理士に聞いた。

●税金免除の枠は年間110万円

ーー個人から100万円をもらうことについて、税務上の問題はないでしょうか

「個人からお金をもらうことは、税務上『贈与税』の対象となります。贈与税には、税金免除の枠(基礎控除)が年間110万円あるため、今回の100万円が当選しただけでは税金はゼロ、申告手続も不要なので安心してください。

ただし、当選者は、今年の免除の枠が残り10万円だけとなり、それを超えて贈与を受けると税金がかかるので気をつけましょう。これには、お金だけでなく不動産や有価証券などの財産も含みます」

ーーなるほど。他にもお年玉企画はあるようですし、基礎控除額を超えたらいつ申告が必要なのでしょうか

「今、Twitter上では同じようなお年玉が他にも企画されていますが、たとえば運よく二人から100万円をもらったら、基礎控除額を超えてしまいます。

この場合、9万円の贈与税がかかり、2020年の2月~3月に申告手続と納税が必要です。そのため、税金分のお金は残しておく必要があります」

●普通の「お年玉」は非課税

ーー申告しないとペナルティーがあるのですか

「『どうせバレない』と申告をしないと、忘れた頃に重い罰金や利息のオマケ付きで、きっちり徴収されるので気をつけましょう」

ーーちなみに祖父母や親戚などからもらう「お年玉」も課税対象なのですか

「普通のお年玉は、贈与税の非課税です。ただし、『社会通念上相当なもの』という条件がついています。前澤氏の100万円はこの範囲を大きく超えているため、贈与税の課税対象となります。税務上は注意点もありますが、お年玉企画の行方は気になりますね」

【取材協力税理士】
安藤 由紀(あんどう・ゆき)税理士
大学卒業後、銀行勤務を経て2008年に税理士登録(簿記、財務諸表論、法人税法、所得税法、相続税法の5科目合格)。大学講師、セミナー、執筆など業務は幅広い。経理初心者向けのわかりやすい解説に定評あり。(ブログ : https://ameblo.jp/ando-tax/ Twitter :@andoyuki_
事務所名:安藤由紀税理士事務所
事務所URL:http://www.ando.jdlibex.jp/index.html

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