年度またぎの仮想通貨取引の税額計算について(総平均法)
2023年、2024年に以下のような取引をした場合、
2023年度、2024年度の税金計算(総平均方)は以下であってますでしょうか?
◆2022年度の取引
1月 1BTCを1,000,000で購入
2月 1BTCを3,000,000で売却
12月 1BTCを2,000,000で購入
◆2023年度の取引
1月 1BTCを4,000,000で売却
2月 1BTCを5,000,000で購入
◆(税額計算想定)2022年度
平均単価: (1,000,000 + 2,000,000)/2BTC = 1,500,000
所得: 3,000,000 - 1,500,000*1BTC = 1,500,000
税額: 上記所得に対する所定の税率
*2023年度に繰り越される残額は以下の通り。
残総額:3,000,000 - 1,500,000*1BTC = 1,500,000
残数 :2BTC - 1BTC = 1BTC
◆(税額計算想定)2023年度
平均単価: (1,500,000 + 5,000,000)/2BTC = 3,250,000
所得: 4,000,000 - 3,250,000*1BTC = 750,000
税額: 上記所得に対する所定の税率
税理士の回答

土師弘之
総平均法とは、 同じ種類の暗号資産について、年初時点で保有する暗号資産の評価額とその年中に取得した暗号資産の取得価額との総額との合計額をこれらの暗号資産の総量で除して計算した価額を「年末時点での1単位当たりの取得価額」とする方法となっていますので、上記の計算であっています。
本投稿は、2024年06月16日 20時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。