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ヒカキン爆買い、大塚家具の苦しい懐事情…ネットでは久美子氏への応援も

ヒカキン爆買い、大塚家具の苦しい懐事情…ネットでは久美子氏への応援も
会見する大塚久美子氏(2019年3月4日)

3期連続の最終赤字となった大塚家具。苦境に立っていることが数多く報じられるなか、大塚久美子社長が約4カ月ぶりにツイッターを更新し、大塚家具で「爆買い」したユーチューバーのヒカキンさんに感謝のコメントを寄せたことが、ネット上で大きな話題になった。

大塚家具にとっては久しぶりに広がった明るい話だ。ヒカキンさんによる800万円もの「爆買い」とそれによる宣伝効果で、店舗の売り上げはどの程度伸びるのか。関係者の期待は膨らむが、ここ2年ほどの実績をみると、現実はそう甘くはなさそうだ。

●「ありがとうございました!」

ヒカキンさんは引越しに伴い、多くの家具を大塚家具でそろえたという。購入金額は推定800万円ほどで、家具を紹介する動画の再生回数は3月8日朝の時点で370万回を超えている。

久美子氏は「ヒカキンさんに大塚家具をご利用いただきました。ありがとうございました!」と投稿。そこには「親父(創業者で父の勝久氏)に負けるな」「いい宣伝効果に」など賛否両論さまざまなコメント(リプ)がついた。

●売り上げ、前年を上回ったのはわずか2回

大塚家具が公表している「店舗売上高」(前年同月比)について、2018年1月から推移をみてみる。

2018年1月から2019年2月の14カ月間で、前の年の同じ月を上回ったのは2018年10月と11月のわずか2回にとどまる。ちょうど、大塚家具としては史上最大規模の「在庫一掃セール」をしていた時期だった。

セール終了に伴い12月からは前年割れに戻り、1月と2月はさらに下げ幅を広げた。このため、「セールは単に需要を先食いしていただけで立て直しはまだ先」との見方が強まった。
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業績不振に苦しむ様子は、店舗数の推移にもあらわれている。

同じ時期をみると、2018年1月には21店舗(関東11、東海3、関西5、その他2)あったのが不採算店舗を中心に店舗網を縮小し、直近の2019年2月は14店舗(関東6、東海1、関西5、その他2)となった。

●「日本から一歩踏み出します」

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/asset.zeiri4.com/topics/1280.jpg1969年創業の大塚家具にとって今年は50周年の節目の年。久美子氏は、日中の越境ECを手がける「ハイラインズ」(陳海波社長)と業務提携を結び、財務強化をはかるとともに、中国市場での家具販売による反転攻勢をもくろむ。

3月4日の会見で久美子氏は「守りから攻めに打って出る姿勢が整ったことになる。創業50年になる今年、日本から一歩踏み出します。スピードを100倍にあげてやっていきたい」と述べた。

ニトリやイケアの存在感は大きく、人口が先細りする日本では住宅着工戸数もかつてほどの勢いがない。家具が思うように売れない環境下で粘るばかりでなく、中国など海外市場の需要も獲得していきたいということだろう。

ツイッターでは「社員さんの丁寧な対応や知識の豊富さは素晴らしいと思います」「中国でのEC拡販を祈念しています」などと、久美子氏率いる大塚家具を応援する声もある。

次は、3月下旬に予定される株主総会が大きなイベントになる。3期連続の赤字におちいり、久美子氏に対しては、厳しい意見や父・勝久氏に和解を呼びかけるよう求める声も株主からは出そうだ。久美子氏がどう説明し、株主の信任を得られるのか注目される。

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