結婚の紹介者に非があり、離婚慰謝料を紹介者が払った場合の税金の扱い

父から紹介された人と結婚しましたが，結婚後，相手家族に精神障害があることを父が気づき，その後私の子にも精神分裂症が発症し，半年以上隔離入院しました。それが主因で平成２８年１１月に調停離婚したことを父も認識し，調停調書に基づく解決金は父が負担しました（調停調書上は私に支払い義務があります）が、慰謝料であることから無税でいいでしょうか？または父から私への贈与になるでしょうか？

税理士の回答

上田誠

新宿パートナーズ税理士事務所

1. 東京都
2. 新宿区

元配偶者が受け取る慰謝料は非課税。
父が代わりに支払った金額は、
　- あなたが受け取ってから支払った場合 → 贈与税の対象。
　- 父が直接相手に支払った場合 → 事情次第では贈与に該当しない可能性あり（道義的支出）。

したがって、
「父が直接支払った」「あなたが資金を経由していない」形であり、
かつ「父の道義的責任による支出」であることを明確にしておけば、
贈与税のリスクは低いと考えられます。

本投稿は、2025年11月09日 17時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。