【記入例付き】貸借対照表(青色申告)の書き方・ポイント

確定申告で青色申告を選択するときのひとつのハードルである「貸借対照表」。はじめて作成する方は特に、どうやって作成すれば良いかわかず困っている方も多いでしょう。「今年は頑張って青色申告をしよう」「年に一回だからどうやって書くのだっけ?」という方に向けて、青色申告の貸借対照表の書き方やチェックポイントについて解説します。
目次
貸借対照表とは?
貸借対照表はBS(バランスシート)とも呼ばれ、その時々の資産や負債などの財務状況を表します。前年からの変化も見れるため、事業の状況や問題点、今後の方向性を考えるために役立てることができます。
青色申告用の貸借対照表の入手方法
郵送でお手元に届く方も多いと思いますが、お手元にない場合は、以下の国税庁のHPからダウンロードできます。
また会計ソフトの場合は、仕訳入力するだけでそのまま自動で貸借対照表も作成されますので、別で入手する必要はありません。
貸借対照表の記入方法・ポイント
貸借対照表の記入方法やそのポイントを解説します。作成してある帳簿や会計ソフトを参考にご記入、ご確認ください。

貸借対照表「資産の部」の書き方
決算時点での現金や預金、売掛金などの資産を記入します。複式簿記でいう借方に該当する部分です。
期末の「棚卸資産」は、1ページ(損益計算書)の「期末商品(製品)」と一致する必要があります。
「建物」~「工具 器具 備品」などの減価償却資産にあたる科目は、3ページ(減価償却費の計算)の「ヌ:未償却残高」に記入した資産の科目ごとの合計と一致する必要があります。
貸借対照表「負債・資本の部」の書き方
決算時点での負債や資本など、その事業における借入金や未払金などを記入します。複式簿記でいう貸方に該当する部分です。
「青色申告特別控除前の所得金額」は、1ページ(損益計算書)の「43」の金額を記入します。
「期首」と「期末」の「合計額」は、先に記入した「資産の部」のそれぞれの「合計額」と一致する必要があります。
貸借対照表「製造原価の部」の書き方
原材料を仕入れて加工・販売する製造業などを行っている人は記入が必要になります。製造にかかわる原材料費、労務費、その他の経費を記入します。製造にかかわらない人件費や各経費、減価償却資産などはここに含めず、1ページ(損益計算書)の該当欄に記入します。
製造業に該当しない人は記入する必要はありません。
- 青色申告決算書(損益計算書・貸借対照表)で使用する勘定科目にはどんなものがある?
- 勘定科目とは?基礎知識や決めるときのポイント、迷いがちな勘定科目の処理方法まで
- 青色申告の損益計算書の書き方は?ポイントを分かりやすく解説
おわりに
確定申告書の記入については、無料の相談会なども開催されているため、賢く活用して適切に申告しましょう。
また、確定申告に割く時間がない、知識がなくてできないという方は税理士に記帳代行と合わせて確定申告手続きを代行してもらうのがおすすめです。
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