法人で夫婦経営の節税について
法人を設立しており、従業員は夫婦の2人となります。
給与・賞与をどのように設定したら、累進課税(所得税・住民税)や社会保険料の節税になるのか教えて頂けないでしょうか。
たとえば年収400万円を得ようと考えた場合、どのような分配が良い方法でしょうか。
A.夫:400万円、妻:0円
1人分の社会保険料でよく、所属税も配偶者控除を受けれる。
B.夫:300万円、妻:100万円
Aと同じ
C.夫:200万円、妻:200万円
1人あたりの累進課税が安くなる。
アドバイスを頂けますと幸いでございます。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

石割由紀人
夫婦で法人経営をされている場合の節税策として、給与設定は非常に重要です。所得税・住民税の累進課税を考慮すると、所得を分散させるC案(夫200万円、妻200万円)が最も有利になる可能性があります。ただし、社会保険料は個々の給与額に応じて計算されるため、夫婦それぞれが社会保険に加入するC案は、A案やB案よりも社会保険料の負担が増加する可能性があります。
社会保険料と所得税・住民税のバランスを考慮し、最適な給与配分を検討する必要があります。また、配偶者控除は、配偶者の所得が一定額以下の場合に適用されるため、配偶者の給与額によっては適用されない場合があります。
本投稿は、2025年01月14日 13時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。