開業前の売上や経費についてどう対応すればよいのでしょうか。
現在無職ですが、クラウドファンティングのサイトにてオンラインサロンを開設しており、毎月収入がある状態です。税については無知なため、何も対策していないことに不安になりましたのでご質問させていただきたいです。
【これまでの状況】
①今年の4月の上旬に会社は退職(現在は無職)
②1月末からオンラインサロンの月額会費として100万〜300万の振込がある。(現在は100万円前後に落ち着いており、今後も100万円前後になりそうです。)
③振り込まれているお金は現在既に消費しています。
④5月上旬に作業用のPCを購入(25万円前後)
【質問】
①この状況にて既に600万前後オンラインサロンの収入を消費しております。こちらの分を税対策する場合はこれから法人を設立するのか個人企業主として開業届けを出した方がよいのかどちらでしょうか。(個人事業主の場合は青色申告可能でしょうか。)
②購入したPCは経費として認められますでしょか。
③その他、私の現在の状況を鑑みて税対策として有利な対策があればご教授いただけますでしょうか。
無知でこのようなお恥ずかしい質問となりますが、よろしくお願いします。
税理士の回答

大森順子
ご質問拝見しました。
オンラインサロン、順調で何よりです。
一方で税金について不安に思われていることと思いますので、分かる範囲でご回答させていただきます。
少しでも不安が取り除けたら幸いです。
【質問】
①この状況にて既に600万前後オンラインサロンの収入を消費しております。こちらの分を税対策する場合はこれから法人を設立するのか個人企業主として開業届けを出した方がよいのかどちらでしょうか。(個人事業主の場合は青色申告可能でしょうか。)
→法人設立について
目安ですが、年間で売上から経費を引いた所得(利益)が500万ほどあれば法人の方が有利となるケースが多いです。
しかし法人設立には初期費用として30万近くかかります。
どのくらいの利益があるか不明な場合は、まず個人事業で開業し、様子を見られてから法人を設立しても遅くはありません。
→個人事業主の青色は可能か、ということですが、開業日より2か月以内(1月から3月15日までに開業の場合は3月15日まで)に申請書を提出することで受けられます。
ご質問者様の場合、入金が1月中にあるので、開業日は入金日付近となるでしょう。
したがって、今年度の申告については青色は受けられない可能性が高いです。
②購入したPCは経費として認められますでしょか。
→もちろん、事業に使っているのであれば経費として認められます。
③その他、私の現在の状況を鑑みて税対策として有利な対策があればご教授いただけますでしょうか。
→正しく売上と経費を計上し、どのくらいの利益が上がっているかを把握することから始めて下さい。
利益があがっていましたら、色々な節税対策も検討できます。
色々な節税対策が検討できる状況にありましたら、税理士に相談したり、お願いしても高くはないと思います。
こちらお忙しい中、ご回答いただきまして有難う御座いました。
内容を理解しました。
しっかり考えまして対応するように致します。
お忙しい所、連投申し訳ありません。追加での質問よろしいでしょうか。
経費と売上を鑑みたときに年間500万円以上の利益は確実にあるものと考えています。(オンラインサロンは私1人で運営しており、かかっている経費が極端に少ないため)
その場合は法人設立が有利と考えますが、法人設立をした場合に今までの売上金額は設立した法人でどういった処理になるのでしょうか。
また売上はほとんど自身で使用しているためそういった辺りも問題ないでしょうか。
お忙しい所、申し訳ありませんが
ご回答、よろしくお願いします。

大森順子
法人を設立した場合ですが、
・設立日以前 → 個人事業主としての分
・設立日以後 → 法人としての分
として処理するのが一般的です。
売上の金額をほとんどご自身で使用されているとのことでしたが、特に問題はありません。
ただ、経費として計上できる金額が少ないとなると、納税資金に困るかもしれません。
回避策もなくはないですが、、、、
公の場ですので一般的な回答でご了承いただければと思います。
お忙しい中、大変迅速なご回答、有難う御座います。
疑問点が払拭されました!!
納税資金については今から確保するようにして破綻しないようにします。
有り難う御座いました。
本投稿は、2019年05月29日 22時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。