103万の壁について
24歳女性です。
親の扶養に入っているため、103万を超えないように仕事をしていたのですが、父親の会社で103万円以上稼いでいると言われ、父親の給料から15万の税金が引かれました。
現在アルバイトの他に副業をしており、アルバイトが約78万、副業(メルレ)が15万と合計約93万円になります。
この場合、源泉徴収票を提出すれば15万は還付されるのでしょうか?
また、副業の方が源泉徴収票を出せないのでどう給与の証明をしたらいいのかわかりません。
税理士の回答

相談者様の2019年の給与収入が103万円を超えていれば、親の扶養から外れ、親は扶養控除を受けられず税負担が増えます。しかし、相談者様の2019年の給与収入が78万円、雑所得(メルレ)が15万円であれば、合計所得金額が38万円以下になりますので、親の扶養内になります。親は年末調整のやり直しをするが、確定申告をして所得税の還付申告をすることになります。

中田裕二
所得には種類があり、アルバイトは給与所得、メルレは雑所得に該当すると思われます。(メルレは給与所得ではないので源泉徴収票は交付されません)
よって、あなたの所得額は(78-65)+15=28万円です。(メルレの経費がない場合)
あなたの所得額は38万円以下ですので扶養内となり15万円は引かれないと思われるのですがなぜ引かれたのでしょうか。
お父様が93万円をあなたの収入額ではなく所得額として申告したのではないでしょうか。
なお、103万円の壁というのは給与所得のみの場合ですので、所得額が38万円以下かどうかで扶養内かどうかを判定します。
本投稿は、2020年01月21日 01時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。