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積み立ての生命保険を解約して一時所得が出ました

70万円程生命保険が解約金が戻って来ました。払ってる保険料はこれより遥かに多いので、利益は全く出てないのですが、これも一時所得として確定申告の際に記入しなければならないのでしょうか?

また、記入しなければならない場合は50万円を超えているので税金も発生してしまうのでしょか?国税庁のページはいまいち分かりずらいかったので、分かりやすく噛み砕いた説明出来る方ご教示願いたいです。

普段は青色で事業主で確定申告をしています。
こんなに大きな額の一時所得は無かったので質問になります。よろしくお願いします

税理士の回答

一時所得の計算は、以下の様になります。
収入金額70万円-支出した金額-特別控除額50万円=一時所得
一時所得x1/2=一時所得金額
支払保険料が収入金額より多ければ、一時所得金額は0になり税金は出ないです。なお、相談者様が確定申告をされるのであれば、一時所得も含めて申告をすることになります。

回答ありがとうございます。
この式ですと支払った額の方が大きい為、一時所得は0円になります。即ち確定申告時に一時所得にこの収入は含める必要が無くなると言う認識で大丈夫ですかね…?

事業所得(青色)で確定申告をされるのであれば、所得金額が0でも一時所得の収入金額、支出した金額を記載することになります。

あー、つまり具体的には確定申告書Bの一時所得に関する事項で計算式を書く欄がありますが、そこに記入して差し引き金額で0になるので最終的には一時所得欄は0でしたみたいな感じで記入しての申告になるって事ですかね…?

相談者様のご理解の通りになります。

ありがとうございます。ここまで分かりやすく理解でき、並行して自分で調べながら元に特別控除は第二表の式から第一票に移す際に50万円を引く事もわかりました。

最後に疑問に思った事なのですが、
①生命保険の支払った額が必要経費等の計算式に当てはめる必要があると思いますが、いままで掛かった(10年分ならその合計)を記入して問題ないのでしょうか?また支払った額の書類を発行して保管する義務等あるんでしょうか?


②確定申告書B 第二表の「一時所得に関する事項」は一行しかありませんが、他の一時所得もあった場合、合計額を記入する事になるんでょうか?その場合必要経費額がそれぞれ違うので計算式が成立しなくなるのではと単純な疑問が生まれてしまいました。
同じく第二表の「所得の内訳」欄は一時所得でも記入する必要があるのでしょうか?

長くなりすみません。

①生命保険料の支払額は、今までに支払をした保険料の合計額になります。証憑は保存しておくことになります。
②一時所得が他にあれば、記載欄に二行に分けて記載してよいと思います。なお、一時所得に関する事項に記載すれば、所得の内訳欄は記載しなくても良いと思います。

ありがとうございます。要点が分かりやすく理解できました。優しく非常に丁寧でレスポンスも早い優秀な税理士先生にお答え頂き大変助かりました。

本投稿は、2022年10月13日 21時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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