103万の壁を超えた時の親の負担額について
親の扶養に入っていて、103万を超えてしまった大学生です。
103万を超えてしまった場合、親の扶養から外れ親の負担額が増えると思うのですが、その親の負担額の詳細とその負担額が一度に請求されるかどうかを教えていただきたいです。
親の収入は500万から600万程度です。
税理士の回答

出澤信男
1.相談者様の年収が103万円を超えると、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親の税負担額
①所得税 特定扶養控除額63万円x10%=63,000円
②住民税 特定扶養控除額45万円x10%=45,000円
3.負担額が請求されるタイミング
①所得税
親が扶養を外した月の給与から増えます。
②住民税
翌年の6月から増えます。
ご返答ありがとうございます。親は毎月給料から所得税と住民税が天引きされているのですが、それでも同様でしょうか。また、負担額は一度請求されたらその後は請求されないのでしょうか。

出澤信男
所得税の控除については同様になりますが、所得税は扶養が外れた月から増額になり、住民税は前年の所得に対する住民税が6月から増額になります。相談者様が翌年扶養に戻れば、親の所得税、住民税は減額になります。
ご返答ありがとうございます。とても参考になりました。ありがとうございました。
本投稿は、2023年11月25日 20時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。