個人事業主として副業する際の注意点など
【質問】
①ITフリーランスとして副業をした際に、本業の会社にばれない方法はございますでしょうか。
②事業所得と雑所得の違いをご教示ください
③事業所得として認められる方法をご教示ください。
【背景】
①
現在、本業(正社員)としてIT系の会社に勤務しております。
しかし、ご時世柄収入と支出の差がなくなり赤字ギリギリです。
そのため土日や平日の定時以降にフリーランスで働こうと考えています。(同業種)
以前会社のほうに問い合わせをしたところ副業は禁止である旨回答されました。
実際問題フリーランスで作業する場合、フルリモートでの作業であることから、
実務的な観点からはばれることはないと考えております。
しかしネットを見るとマイナンバーを持っていると確実にばれるとか、翌年の住民税の納付額でばれるなどいろいろな意見が出てきます。
②③
フリーランスで働く場合、上記にも記載しましたが土日や平日の定時以降(夜)
に働くことになると思います。
時間でいうと8h~24hを想定しています。
事業所得(個人事業主)である場合、経費などの申請幅が広がるとありました。
できれば個人事業主として副業を行いたいと考えております。
税理士の回答

出澤信男
①副業が給与所得以外であれば、申告の時に副業の所得の住民税の納付を自分で納付(普通徴収)を選択できます。そのため副業の情報が会社に漏れません。
②開業届の提出があれば事業所得、提出がなければ雑所得になります。なお、本業が給与所得であれば、開業届の提出は出来ません。
③事業所得になるためには、副業が本業になり継続的にされていくのであれば、開業届を提出でき事業所得になります。
本投稿は、2022年10月18日 19時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。