退職所得の受給に関する申告書とは
「退職所得の受給に関する申告書」とは簡単に教えてください。
今回勤続30年の社員さんに250万円の退職金を渡しますが
その時に1.離職票2.源泉徴収票を会社側から渡しますが
この「退職所得の受給に関する申告書」の意味が分かりません。
以前退職された方に勤続25年で140万円の退職金を支払っていますが
会社には退職者から「退職所得の受給に関する申告書」をもらっていて
保管しています。
会社側はこの書類はどうすればよいのでしょうか?
再質問ですが退職金250万円には税金等は掛かってきますか?
会社側から申告は必要になりますか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
①「退職所得の受給に関する申告書」を退職者に記載してもらい、退職金の支給日までに、会社に提出してもらう必要があります。
会社は、「退職所得の受給に関する申告書」を保管すれば足り、税務署等への提出などは必要ありません。
国税庁HP [手続名]退職所得の受給に関する申告(退職所得申告)
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_37.htm
②おそらく所得税はかからず、源泉徴収の必要はないと思います。退職所得控除額が250万円を超え、課税所得はゼロになると想像されるからです。下記を参照してくださいね。
ただ、「退職所得の受給に関する申告書」をもらわなかった場合には、20.42%の税率による源泉徴収が必要になります。
国税庁HP
No.2732 退職手当等に対する源泉徴収
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2732.htm
とても分かりやすく説明していただきありがとうございました
本投稿は、2022年01月09日 14時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。