扶養内での給料、税金について(学生)
私は現在、親の扶養に入り生活している大学生です。扶養内で得られる収入の限界について質問があります。
現在、収入はアルバイトと仮想通貨売買で得ております。
①
扶養内に収めるための基準となる年収はその年の1月から12月までに得た金額と考えれば良いのでしょうか。
②
2020年1月から12月までに得た金額がアルバイトで96万円、仮想通貨売買による利益が6万円の場合、
(96-65)+6=37<38
であることから扶養からは外れないという考え方で間違いないでしょうか。
③
②の場合、仮想通貨売買で得た利益にかかる税金や申告を考える必要はありますか。
以上3点の質問のご回答よろしくお願いします。
税理士の回答

出澤信男
1.その年の1/1-12/31までの収入になります。
2.合計所得金額の計算は、以下の様になります。
(1)給与所得
収入金額96万円-給与所得控除額55万円(令和2年から)=給与所得金額41万円
(2)雑所得
収入金額6万円-経費=雑所得金額6万円
(3)(1)+(2)=合計所得金額47万円
合計所得金額が48万円(令和2年から)以下ですので、親の扶養内になります。
3.合計所得金額が48万円以下になれば、確定申告は不要になります。なお、住民税は、合計所得金額が45万円(令和2年から)を超えますので申告が必要にになります。
本投稿は、2020年10月06日 13時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。