暗号資産 取得単位の考え方について
暗号資産の取得単価について教えてください。
2018〜2020年上期にかけて同一暗号資産を購入しました。
①購入枚数:1万枚 総平均法単価:200円
→総購入費200万円/3カ所の取引所
途中売買なし
②2020年12月一部売却
売却枚数:9,000枚 売却単価:100円
→損失90万円
(100円-200円)×9,000枚
他に雑所得無しにより、2020年度はマイナス。よって総平均法/移動平均法の申請無し
2箇所の取引所分全て売却
③2021年1月追加購入
購入枚数:1,000枚 購入単価:100円
現在、2,000枚保有
このような状況下において
2021年度に総平均法を選択する場合
平均取得単価は
(200×1,000+100×1,000)÷2,000=(a)150円
で宜しいでしょか?
2020年度末の残1,000枚(1箇所の取引所)の購入単価は50円です。
→ (50×1,000+100×1,000)÷2,000=(b)75円
となると、今年2021年度の売却時(例えば300円)の損益検討が変わります。
損失としても一度売却をしたので(a)で良いと理解しておりますが、(b)では2021年度の税負担が増えます。
宜しくお願い致します。
税理士の回答

土師弘之
「2020年度末の残1,000枚(1箇所の取引所)の購入単価は50円です。
→ (50×1,000+100×1,000)÷2,000=(b)75円
となると」とは、時価が50円になったので期末換算したということだと思いますが、所得税では期末換算はしません。
したがって、所得税では購入単価のみで考えればいいので、結果的に(a)で計算した取得単価になります。
ご回答有難うございます。
長期保有後の売買について確認出来て良かったです。
本投稿は、2021年03月21日 12時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。