相続した不動産の賃貸について
私は会社員ですが副業として株式会社を設立し、現在親族から借りた土地のうえにアパートを建設して賃貸に出しています。
昨年祖父が亡くなったことにより、祖父が一人で住んでいた自宅の土地と建物(築50年ほど)を相続しました。この土地と建物について次のような活用方法を考えていますが、税務上問題はありますでしょうか?
また、このような運用をするうえで気を付けるべき点などをご教示いただきたいです。
①私が会社に土地と建物を貸して賃貸収入を得る
②会社の負担で建物をリフォームする
③会社が第三者に土地と建物を貸す。
税理士の回答

土師弘之
税務上の問題だけではなく所有権の問題に関して、②に不具合が生じる可能性があります。
個人の建物に対して賃借している会社が自己資金でリフォーム(改造)を行うことが妥当なのかどうかです。
一般的に考えるとわかると思いますが、他人から借りた建物に改造を行うということは通常できないのではないでしょうか。
リフォーム(改造)部分の所有権をどうするのか明確に決める必要があります。その結果によって、税務上の取り扱いも変わります。
本投稿は、2024年08月18日 22時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。