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企業年金の最適な受け取り時期(退職所得控除のルール)について相談させてください

退職所得控除および、複数の退職金・企業年金の最適な受取時期(出口戦略)についてご相談させてください。

【私の状況】
・生年月日:1967年8月生まれ(2027年8月で60歳)
・入社:1991年4月1日
・雇用形態:60歳以降も正社員として65歳まで継続雇用予定(定年延長)

【保有資産の状況】
1. 会社の退職一時金:約1,700万円(60歳または65歳で受給(選択制)。60歳でも65歳でも同額(60以降の積み増しなし)
2. 401k(企業型DC):現時点で総額約2,200万円(運用益約1400万/2011年2月〜加入中、75歳まで運用・受給可能)(入社以来の積み立てられた退職金を401kに移管して運用開始している)
3. 拠出型企業年金保険:約1,500万円(払込約1355万円、利益約145万円。60歳以降受給開始を最長10年繰り延べ可能)

【ご相談したい点】
・会社の退職一時金1,700万円を60歳で受け取るときは、勤続37年の退職所得控除(1,990万円)の枠内で非課税になると認識しています。この後、時期をずらして401Kを65歳で一括で受け取るとしたら、退職所得控除はどう適用されるのでしょうか。重複部分は退職金積み立てを401kに移管していたら、入社時から重複しているとみなされますか。
・逆に60歳で401Kを一時金で、65歳で退職一時金を受け取ると、税金は高額になるのでしょうか。
・60歳以降も65歳まで正社員として給与を得る予定ですが給与は40%減です。拠出型企業年金を一時金で61歳時点で受け取り運用することをFPに勧められたのですが、戦略的にどう思われますか。年利1.2%での運用で「最長10年据え置き」ができるため据え置く方がよいでしょうか。
・401kを含めた全体的な「受取の順番と時期のズラし方」の戦略をご教示いただけますと幸いです。FPや同僚に相談しても、言われることがそれぞれ違っていて、その点不安に思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

税理士の回答

退職一時金と企業型確定拠出年金(DC)を異なる年に受け取る場合、退職所得控除の計算において、勤続期間等の重複調整が必要になることがあります。

退職一時金を先に受け取り、その後DCを一時金で受け取る場合は、原則として前年以前19年以内の退職金が調整対象となります。

一方、DCを先に受け取る場合は、2026年以降の制度改正により、後の退職一時金について前年以前9年以内のDC一時金が調整対象となります。

また、60歳以降も正社員として継続勤務されるとのことですので、60歳で支給される退職一時金の税務上の取扱いについても確認が必要です。

拠出型企業年金保険についても、契約内容や保険料の負担関係によって課税方法が異なります。

今回のご相談は、総額5,000万円を超える資産について、複数の制度を組み合わせた長期的な受取計画を検討するものです。

最適な受取時期や順序を判断するには、退職金規程、DCへの移換履歴、加入期間、企業年金保険の契約内容等を確認し、受取パターンごとの税負担を具体的に試算する必要があります。

**一般的な制度の説明だけで最適な受取方法を判断することは難しいため、退職所得の税務に詳しい税理士に個別相談し、税額シミュレーションを依頼されることをお勧めします。**

本投稿は、2026年11月05日 18時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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