高額所得者のふるさと納税について
某マネー雑誌の記事によると、ふるさと納税の達人として名高い金森重樹氏は、3,000万円分のふるさと納税を実施していたとのことですが、これは全額控除になっていたのでしょうか?
ざっくり言うと、住民税は課税所得の10%、ふるさと納税の全額控除額は住民税の20%になるものと理解しています。
これに従って金森さんがふるさと納税を合理的に活用していたと考えると、金森さんが前年支払っていた住民税は3,000万円/0.2=6億円、課税所得は6億円/0.1=60億円となります。
しかしながら別の記事によると、金森さんは2017年度に初めて収入が10億円を超えたとのことです。
前から気になっていたのですが、金森さんは常日頃から毎年ふるさと納税で数千万円を払っていると公言していますが、いくら彼が高額所得者でも、あまりにも過大な寄付行為をしているのではないでしょうか?
それとも高額所得者の計算方法は、上記の数値とは別のものになるということなのでしょうか?
税理士の回答

確かにそうですね。ただこのような方は、寄付金控除を行うことだけがメインではないとも思えますが。また所得税でも控除をうけられているのではないでしょうか?4000万円超ならば税率は40%になります。ふるさと納税は所得税と住民税を合わせて控除を計算します。
本投稿は、2018年09月10日 17時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。