法人と個人事業主を兼務している場合の案分について
小さな法人の代表取締役と不動産賃貸の個人事業を行います。
この時、経費をそれぞれで案分出来るものなのでしょうか?
例えば、車両の使用割合が
・法人分2割、個人事業分3割、個人分5割
とした場合、車両はどの名義でどういう処理を行うのが適切でしょうか?
税理士の回答

自身の経営する法人でも法人と役員個人は人格も財布も適用される税制も全く別モノの別人ですから、法人に按分という考え方はそもそもありません。
按分というのは個人(自然人)が事業と家事の両方に使用する資産等を、それぞれの使用割合に応じて分けるものです。
個人所有の車を法人でも使用するのであれば、個人から法人への貸付などが考えられますが、具体的な方法は実態がわからないネット上の文章だけでは判断できませんので、費用を掛けて直接税理士等の専門家にご相談ください。
本投稿は、2023年08月19日 20時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。