専従者給与について
旦那が個人事業主で建設業をしています。
私(妻)は、パートをしており年100万円程の収入があります。
現在、白色申告をしていますが
白色申告でも専従者控除ができると今さら知りました。
パートで約100万の収入を得ながら、専従者で限度額86万控除する事は可能でしょうか?
その場合、私の収入は年186万になり税金等がかかるという事でしょうか?
無知すぎてすみませんが教えて頂けたらと思います。
税理士の回答

米森まつ美
パートで約100万の収入を得ながら、専従者で限度額86万控除する事は可能でしょうか?
その場合、私の収入は年186万になり税金等がかかるという事でしょうか?
⇒ ① 専従者給与は、事業主の事業に「専ら従事」している場合に認められる給与(事業者の控除)であり、パートの仕事が事業の休みの日などでされているのであれば問題ないと思いますが、その従事状況によってはご主人の「必要経費」を否認される可能性があります。
パートの従事状況がどの程度か分かりませんが、年間100万円の収入となると、ご主人の事業に「専ら従事」しているとはみなされない可能性が高いと思います。
② 専従者給与も「給与所得」となりますので、パート収入と合算したところで所得税などが計算されまので、貴女は所得税の納税が生じる可能性がありますし、社会保険上の扶養からも外れる可能性があります。
また、専従者の給与を支払った場合は、ご主人の「配偶者控除」も受けられないことになります。
回答ありがとうございました。
そもそも、専従者なのに他でパートをする事自体認められないのでょうか?
それとも合算していくら以内なら可能とかあるのでしょうか?

米森まつ美
>そもそも、専従者なのに他でパートをする事自体認められないのでょうか?
⇒ そのようなことはありませんが、「専ら従事している」ことの立証として、最初の回答しましたように
事業の休みの時などのように、週1~2回程度パートにいかれ、それ以外は事業主の仕事に従事している場合などは認められているようです。
>それとも合算していくら以内なら可能とかあるのでしょうか?
⇒ そのような基準は残念ながらありません。
国税審判所HPには、専従者関連の事例も掲載されています
どのようなケースが認められ、どのようなケースが認められないなどの参考になります。
https://www.kfs.go.jp/service/MP/02/0403140000.html
詳しく教えて頂きありがとうございました。

米森まつ美
ベストアンサーをありがとうございます。
少しでもお役に立てましたら幸いです。
本投稿は、2024年04月27日 12時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。