個人事業主で赤字法人を作り節税について
今個人事業主とてSEをしています。節税のため、小規模企業共済とidecoを満額払ってい節税をしていますが、国民健康保険には効果ないため、安くする方法を検討しています。
そこで会社を作り、その会社では事業は何もせず社会保険に加入するだけで、健康保険、厚生年金は最低金額で払い、事業自体は個人事業として継続するという方法は可能ですか。法律や税制的に問題がないか教えてください。
厚生年金になるため、idecoの控除が減るのがデメリットだと思いますが。
税理士の回答

伊東玲彦
社会保険関連の支出を抑えるスキームとしては特に問題はないと思います。
ですが法人は個人と違って合理的な判断をするものとされており、売上もないのに給料だけを払い続けるというのは合理的とは言えません。
ですので最初から売上がないことを想定するのではなく、努力した結果として十分な売上がなかったということであれば問題はないはずです。
できる限り法人に何らかの売上を作って、法人内で給料や社会保険をまかなえるようにする方がよいでしょう。
とは言え、仮に十分な売上が作れなかったとしても、何らかの違法性があるとは思えないので大丈夫だと思います。
本投稿は、2019年06月15日 11時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。