4年落ち中古車での節税スキームの考え方について
お世話になります。
4年落ち中古車での節税スキームの考え方について
例えば今期期首月に納車された耐用年数2年の中古車を、来期期首月に400万円で売却する場合
→購入時の支払総額は500万円(本体価格480万、諸経費20万)とします
・償却率1.000より今期中に480万円全額を償却
・諸経費20万の部分はそもそも償却に関係ないため今期の経費(期首月の出費?)
よって500万円全額を今期中に経費化でき、実効税率をキリよく30%とすると、
・500万×30%=150万の税金を払わずに済んだことになり
車を売買したために発生した損失100万円(購入500万-売却400万)から150万を引いた
・ー50万が実質的な運用コスト(マイナス値なので運用益?)
と捉えて良いでしょうか
また来期に売却益として入る400万はその全額が(来期の)課税対象の利益になるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

・償却率1.000より今期中に480万円全額を償却
→①備忘価額1円を残した金額が当期の減価償却費になります。
・諸経費20万の部分はそもそも償却に関係ないため今期の経費(期首月の出費?)
→②経費に出来るのは自動車税等の税金、登録費用等の法定費用、自賠責で、納車費用(車両の取得価額)やリサイクル預託金(資産)は経費になりません。
車を売買したために発生した損失100万円(購入500万-売却400万)から150万を引いた ・ー50万が実質的な運用コスト
→③①の減価償却費を差し引いた備忘価額1円が残存簿価となり、400万-1円=3,999,999円が車両売却益として益金(課税対象)になります。
本投稿は、2021年10月12日 01時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。