年度の末月の売り上げが翌年1月に振り込まれた場合
去年白色申告で今年から青色申告になったとき、前年12月の売上が1月に入金される場合の処理方法はどうしたらよいですか?
ちなみにメルカリでの売上です。
具体的に去年の12月の売り上げと今年1月に入って売れた分の売り上げが混ざった状態で振込申請する場合、どのように処理すれば良いのでしょうか。
青色申告のソフトで処理する予定ですが、やり方が分かりません。
税理士の回答
ポイントとしては、「去年の売上分」を今年の売上として二重にカウントしないことです。
1. 会計ソフトの「期首残高」に「売掛金」を登録する
青色申告ソフトを使い始める際、1月1日時点の残高を入力する「期首残高設定」画面があります。そこで、前年12月までに売れたが、まだ自分の銀行口座に入金されていない金額(メルカリ内の売上金残高)を「売掛金」として入力します。
勘定科目: 売掛金
金額: 2025年12月31日時点のメルカリ売上金残高
理由: 前年(白色申告時)の売上としてすでに計上済みのため、今年は「売上」ではなく「債権(代金をもらう権利)」としてスタートさせます。
2. 1月に入金された(振込申請した)時の仕訳
1月に「前年12月の売上」と「今年1月の売上」が混ざって口座に振り込まれた場合、ソフトには以下のように分けて入力します。
【例】1月20日に口座へ5万円(内訳:昨年分2万円、今年分3万円)入金された場合
借方(左) 金額 貸方(右) 金額 備考
普通預金 50,000 売掛金 20,000 昨年分(期首残高からマイナス)
売上 30,000 今年分(2026年の収益)
昨年分(20,000円): 期首に登録した「売掛金」を回収した扱いにします。これで今年の「売上」には含まれません。
今年分(30,000円): 2026年の「売上」として計上します。
ソフトでの具体的な操作イメージ
導入設定: 「期首残高の登録」メニューから、12月末時点の未入金額を「売掛金」に入れる。
日常入力: 振込申請後の入金データを入力する際、1つの仕訳を複数行に分ける「複合仕訳」機能を使います。
1行目に「売掛金(昨年分)」
2行目に「売上(今年分)」
として入力すれば、正しく処理されます。
もし1月の売上分をすでに発生時に「売掛金」として個別に帳簿付けしている場合は、入金時の仕訳はすべて「売掛金」の回収として処理することになります。
本投稿は、2026年01月13日 22時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







