個人事業主から正社員へ転職した際の税支払いについて
今現在フリーランスとして働いており、12月いっぱいまでお仕事があります。
今回、転職活動を行い来年1月より正社員として働くことになりました。
そこで質問です。
2023年度分の確定申告は自分で行いますが、2024年度分の確定申告も自分で行う必要がありますか?フリーランスとしての報酬は来年1月の振込が最後になります。
また、所得税の予定納税や住民税の支払いも自分で2024年いっぱいは自分でやる必要があるでしょうか?
税理士の回答

土師弘之
収益の計上時期は発生主義によりますので、翌年1月に振り込まれるのであっても、12月分であれば2023年分となります。よって、2024年分は給与所得のみとなります。
事業廃止の翌年は、その他に所得がなければ確定申告は不要となりますが、予定納税については、廃業年の納税額が一定額を超えていれば、自動的に発生します。
よって、予定納税通知書が届くその年の7月1日から7月15日までに「予定納税額の減額申請書」を提出することになります。
住民税については、普通徴収により納付するか特別徴収により納付するかを選択することができます。特別徴収による場合は、会社を通じて「特別徴収切替届出書」を市役所に4月15日頃までに提出する必要があります。
本投稿は、2023年11月28日 16時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。