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外国株取引による為替差益について

円をドルにして、何回か特定口座(源泉なし)で同じ外国株の取引をした時の為替差益を考える時、下記の円/ドルの考え方でよいか、教えていただければと思います。

[例]※ここでいう米株は同じ銘柄、移動平均法で為替差益を考えています。
A. 1ドル100円のとき、100,000円を1000ドルに替える。
B. 1ドル105円のとき、米ドルで株価50ドルの米株を3株買う。
C. 1ドル110円のとき、株価60ドルの米株を1株売って米ドルを受け取る。
D. 1ドル115円のとき、500ドルを円に替える。
E. 1ドル115円のとき、米ドルで株価70ドルの米株を3株買う。
F. 1ドル120円のとき、80ドルの米株を5株売って米ドルを受け取る。
G. 1ドル100円のとき、100,000円を1000ドルに替える。
H. 1ドル115円のとき、500米ドルを円に替える。


Bについて
1ドルが100円から105円の為替差益(A→B)5円となり、Bで米株を購入したとき150ドル×5円で750円分となる(雑所得)

Cについて
105円から110円の為替差益(B→C)5円となり、Bで米株を購入したとき60ドル×5円で300円分となる(源泉ありだと譲渡所得として証券で計算してくれるが、源泉なしのため、雑所得としてこちらで計算?)

※C以降の取引について、株取引によるドルの増減でドル/円の平均が変わるか。
G.Hの取引においても為替差益に影響があるか。

Dについて
99.835ドル/円(A〜C間の取引で910ドルと90,850円で平均を出したとき)から115円の為替差益(C→D)15.165円×500ドルで7,582.5円分となる。

Eについて
203.09ドル/円→410ドル(Dで910-500)8,3267.5円(Dで90,850-7,582.5)の平均から105円のため、為替損失?

Fについて
為替をみるときBの105円×2株(Cで1株売却のため)とEの115円×3株のため、1株平均111円で為替差益9円×Fの株売却400ドルで3,600円分?

長々と失礼します。

税理士の回答

いちいち、全部見てられませんが、考え方は以下の通りです。
(1)外貨で外貨建株式等を購入した場合には、為替差益を認識する必要があります。
(2)外貨建株式等に係る売却損益を計算する場合には、売却収入と取得価額をそれぞれ邦貨に換算した上で計算します。したがって、取得時から売却時までの為替の変動による損益(為替差損益)は外国株式の売却損益に含まれます。つまり、この場合、雑所得は考えなくてよいです。

回答について、取得時から売却時までの為替の変動による損益(為替差損益)は外国株式の売却損益に含まれるとのことですが、源泉なしの特定口座の場合も、同じく考えてよろしいでしょうか。
また、ドルを円にするとき、この株取引により増減した外貨は為替差益を考える時、円/ドルの計算で考慮する必要があるのでしょうか。

外貨建株式等の売却損益の考え方なので、同じです。取引報告書を見てもらえれば、為替差損益が売却損益の中に含まれていることが確認できると思います。
「また、」以下の意味がよくわかりません。

何度も申し訳ございません。
円貨で外貨を3回かに分けて購入したあと、外貨を売却し円貨にする場合、為替差損益を計算するときの取得レートは3回に分けて購入した外貨と円貨をそれぞれ合算し、円貨を外貨で割った平均のドル/円レートを使うと考えていました。
このため、外貨から円貨にする前に、外国株の取引によって外貨の数量に増減があった時、為替差損益につかう平均の取得レートが変わる場合、考慮する必要があると感じたため、質問いたしました。

本投稿は、2021年06月06日 11時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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