noteの確定申告、学生で雑所得48万円を超えた場合の対応
noteというアプリで有料記事を出しています。
私は大学生で他のアルバイトはしていないため、雑所得として48万円まで非課税になると思います。ただ、もし年間で48万円以上稼いでしまった場合、自分で確定申告をすれば済む話なのでしょうか。 私は親の会社の扶養には入っていないようですが、扶養の保険?には入っているそうです。
また、単純な疑問なのですが、もし48万5000円など稼いでしまった場合、そのまま何もせずいたらどのようにバレる?のでしょうか。 noteの場合、振込先を途中で変えたり、売上金を半年後に振り込んだり、Amazonギフトとして受け取ったりできると思います。 note自体が、個人の収益を毎年報告していたりするのでしょうか。
税金に関する知識が乏しいです。 どなたかご存知の方、ご回答いただけますと幸いです。
税理士の回答

1.雑所得金額(収入金額-経費)が48万円を超えると、親の扶養から外れ、確定申告が必要になります。
2.社会保険の扶養については、雑所得金額が130万円未満であれば扶養内になると思います。
3.相談者様の収入金額が48.5万円で確定申告をしなかった場合、申告は自己申告ですので収入金額から経費を引いて48万円以下になるとみなされると思います。しかし、収入金額が多きくなれば、税務署はnoteから情報を入手する可能性は高いと思われます。
出澤信男様
ご回答いただきありがとうございます。
返信が遅くなり、申し訳ございません。
親に確認したところ、私の入っている保険は「地方職員共済組合」とのことです。
地方職員共済組合のHPを確認すると
【被扶養者として認められない人】
(1)その人について、組合員以外の人が「扶養手当」やそれに相当する手当を地方公共団体や国などから受けている場合
(2)組合員が主たる扶養者でない場合
(3)年額130万円(障害を支給事由とする公的年金等を受けている人や60歳以上で公的年金を受けている人は、年額180万円)以上の収入がある場合
とあり、(3)番から出澤様のおっしゃる通り、130万円未満であれば扶養内におさまるのだと思います。
そこで、再度確認させていただきたいのですが、130万円というのはアルバイトの収入ではなくnoteの雑所得の収入でも適用されるものなのでしょうか。
ここ数週間、思いの外利益が得られていて、有料記事の掲載を引き伸ばすか悩んでいます。
お忙しいところお手数をおかけして申し訳ございません。
お手隙の際にご返信いただければ幸いです。

給与収入の場合は年収130万円未満が扶養内になりますが、雑所得の場合は収入金額から経費を引いた金額(雑所得金額)が130万円未満になれば扶養内になると思います。
出澤信男様
再度ご返信いただきありがとうございます。
収入金額−経費(雑所得金額)が130万円未満になれば扶養内になるとのこと、理解いたしました。
そこで再度質問させていただきたいのですが、仮に私が年内に120万円ほど稼いだ場合、私がしなければならないことは、確定申告のみという認識で宜しいでしょうか。
また、確定申告に行く場合、年内に稼いだ金額が120万円であれば、税率は「195万円未満」の範囲に該当するため(120万円-48万円)=72万円のうち5%だけ納めれば良いのでしょうか?
また、住民税?など他の税金も納めなければならないのでしょうか。
何度もお手数をおかけし、誠に申し訳ございません。
お手隙の際にご返信いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

相談者様の所得金額が120万円(経費は考慮しない場合)であれば、確定申告をするだけになります。課税所得金額、所得税は、以下の様になります。
所得金額120万円-基礎控除額48万円=課税所得金額72万円
72万円x5%=36,000円
なお、住民税については、相談者様が成年であれば、以下の様になります。
所得金額120万円-基礎控除額43万円=課税所得金額77万円
77万円x10%=77,000円
また、
毎度、大変ご丁寧にご回答いただき、誠にありがとうございます。
経費に関して、私の雑所得はnoteの有料記事によるものなので、パソコンなどが認められるかと思います。
そこで、パソコンの他に経費として認められそうなものはありますでしょうか?
また、経費として認められる場合はパソコンの購入費用を証明するものが必要でしょうか(数年前に購入したものになります)
最後に、私の場合、所得税と住民税の他に納める税金はありますでしょうか?
何度もお手数をおかけし、申し訳ございません。
お手隙の際にご返信いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

PCについては購入した時に10万円以上であれば、固定資産に計上することになります。なお、購入してから数年経過していれば、減価償却は終わっていると思われます。他に経費としては、通信費、光熱費などが考えられます。
なお、相談者様の場合は、所得税、住民税のほかに納める税金はないです。
本投稿は、2021年06月29日 02時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。