高額な中古ドメインでも一括費用計上でいいのか
個人事業主です。中古ドメイン(他人が使用した履歴のあるホームページのアドレス)の購入を検討しています。
その取得費用はたとえ高額であっても(たとえば50万円とか100万円とか300万円であっても)一括で費用計上していいのでしょうか?
ネット上の情報を調べた限りでは、
ドメインは権利期間が1年間で失効してしまい、継続使用には所定の更新手続き・更新費用が必要になることから資産性がない。そのため、当初の取得費用の多寡にかかわらず、一時の損金としてよい
という感じでした。一時の損金というのは、つまり取得した年に一括で費用計上ということですよね。
「多寡にかかわらず」を文字通りに理解すると、金額の上限は考えないということだと思うのですが、そういうものでしょうか?
税理士の回答

中古ドメインの取得費用に関しては、一般的にはその利用期間が1年間で期間終了後には更新が必要となることから、その資産性が低いと見なされ、一括で費用計上が可能であるとされています。つまり、取得した年に一括で費用計上して問題ないということです。
しかし、金額が高額かつ特別な事情がある場合、たとえば事業全体に大きなインパクトを与えるものであったり、数年にわたって利益を生むことが想定される場合には、経費としてではなく、資産計上を求められる場合があるかもしれません。
本投稿は、2024年10月01日 14時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。