事業主借の回収の仕方について
6月より個人事業主として活動しますが、車両を購入する必要があり、事業主借として48万円資金を入れます。
その後の仕訳や、資金の回収についてご教示をお願いいたします。
前提:48万円の中古車を2年定額法で償却
■開業時
48万円の車両を購入するために、個人の資金を48万円出資
車両運搬具 48万 個人事業主借 48万
■毎月
減価償却費 2万 車両運搬具 2万
個人事業主借 2万 預金 2万
以上のように毎月個人事業主借を回収する方法で問題ないのでしょうか?
※会計の知識が乏しく、見当違いの場合は申し訳ございませんが、宜しくお願いいたします。
税理士の回答

長谷川文男
個人で会社の資本金に相当するものは、元入金です。
期中の資本の出し入れで元入金が変動するのは好ましくないので、期中の取引は、事業主貸又は事業主借という勘定で処理することになっています。
事業主借は、元入金そのものであり、いつ戻しても何の制限もありません。資金に余裕のあるときに一括して戻しても良いですし、元入金といえども個人のものですから、元入金以上のお金を事業資金から生活資金に動かしても、制限はありません。
したがって、「個人事業主借 2万 預金 2万」はしてもしなくても構いませんし、するとしても2万円である必要はありません。
その上で、毎月2万円を事業資金から生活資金に移動させたのなら、仕訳は正しいです。
長谷川税理士さま。
迅速かつ分かりやすいご回答ありがとうございました。
本投稿は、2020年05月15日 11時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。