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【キャッシュフローの改善】キャッシュインを多くする具体的な方法とは?

資金の流れに重点を置き、「どれだけお金や流動資産を稼ぎ出せるか」ということを重要視する経営をキャッシュフロー経営といいます。資金繰りを上手にし、支払や返済などで滞らないように、キャッシュフローをうまく回すことに重きを置いた経営方法です。

キャッシュフローに注視しても、なかなか上手くいかないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。ここではキャッシュフローを改善する為の方法として、「キャッシュインを多くする為に、何をすれば良いのか」を具体的に提案しています。この記事がキャッシュフローの改善に少しでも役立てば幸いです。

目次

資金の基本的な流れ

会社の資金はどのように動いているのでしょうか。入出金の流れを図で簡単に理解しておきましょう。お金が手元に入ってくることをキャッシュイン、反対に手元からお金が出て行くことをキャッシュアウトといいます。

キャッシュサイクル図解

会社にお金や流動資産を多く残す為には、次の2点が基本の考え方となります。

キャッシュインはキャッシュアウトより多くする。

キャッシュインは早く受け取り、キャッシュアウトは遅く出す。

キャッシュインを多くする方法

キャッシュフロー計算書をよく確認し、どうすればキャッシュインを多くすることができるのか、営業活動・投資活動・財務活動に分けて順に見ていきましょう。キャッシュフロー計算書の読み方については、以下の記事も合わせてご参照ください。

営業活動の改善ポイント

営業活動においてお金が入るのは、商品やサービスの販売提供時です。

まず第一に、事業の売上を上げることは、当然目指すことだと思います。それ以外に手元に入るお金を増やすには、どんな方法があるでしょうか。多くの会社で問題となるのが、売掛金の回収貸し倒れに関することだと思います。取引先との取引前後に対策を分けて考えてみましょう。

取引前にできるキャッシュインを増やす対策

信用調査の実施と与信枠の設定をする

取引をしても問題の無い会社かどうか、事前に適切な信用調査をして確認をとりましょう。結果を受けて取引先ごとに取引条件や上限額の設定をしましょう。

前受金・着手金を求める

未回収という問題が発生しない方法です。詳しくは以下の記事も合わせてご参照ください。

取引後にできるキャッシュインを増やす対策

入金が遅れている場合は、即日督促をする

売掛金の管理を強化しましょう。入金予定日に入金が無い場合、3営業日以内に督促の連絡をするとよいでしょう。

遅延損害金を請求する

遅延損害金とは、債務不履行に基づく損害賠償金のことです。商法に定められていますので、契約書が無い場合でも請求ができます(商事法定利率6%)。契約書に利息を定めることにより、上限額を大きくすることができますので、契約書に遅延損害金の請求条項を定めておくのも良いでしょう。

法的対応を検討・準備しておく

売掛金請求の訴訟や内容証明郵便の送付なども、最終的には視野に入れましょう。支払いが遅いのは、もしかしたら経営上問題があるのかもしれません。また、売掛金には消滅時効もあります。販売している商品により時効期間は異なります。手遅れにならないよう、早めに準備しておくと良いでしょう。

その他

在庫品の売却をする

希望価格で販売できずに滞留在庫になってしまった商品も、仕入れ価格を下回ってしまったとしても販売をしましょう。在庫を早期処分することにより、少しでもお金は入ってきます。

即日現金払い・カード決済の顧客には値引きをする

金融機関に対する金利相当額の範囲内であれば、損をすることは無いので考えてみると良いでしょう。

投資活動の改善ポイント

投資活動においてキャッシュインを多くするには、次の点を見直しましょう。

必要のない資産を売却する

事業に必要が無くなった資産を売却する。その際は下取業者に相見積もりをとると良いでしょう。

不採算部門を売却する

採算の取れない事業を廃止する場合、個別の資産を売却する方法と事業譲渡をする方法が考えられます。 中小企業にとって事業譲渡はメリットの大きなものです。引き受ける会社が無いかどうか探してみるのも良いでしょう。

財務活動の改善ポイント

財務活動においては、キャッシュインを多くすることは借入金が増えるということです。返済利子が増えることにつながり、将来的にキャッシュアウトが多くなります。

成長期の会社は資金が必要となるため、借入を行うこともあるでしょう。できるだけ利子のかからない出資や株式等でキャッシュインを多くすることを検討しましょう。

おわりに

今回はキャッシュインを多くすることにポイントを絞りました。業種に関係なく実践できるものも多いと思います。本記事がキャッシュフローの改善に役立てば幸いです。

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