ふるさと納税の上限の計算方法を教えてください
本年中に、相続した土地を売却予定です。
おおよそ 4000万円で売却ですが、コンサル等手数料が700万円です。
他に給与所得が300万円の見込み、扶養はなし。
ふるさと納税の上限は、どのように計算するのでしょうか?
ご教授お願いします。
税理士の回答

長谷川文男
ふるさと納税の住民税の減額限度は、所得割の20%です。
具体的に計算するには、条件が不足しています。
不足している情報
・売却した土地の取得費(不明の場合は売却額の5%)
・仲介手数料などの譲渡費用
・所得控除の額
・コンサル費用については、譲渡するために必要なものであれば、譲渡費用として控除できます。

長谷川文男
不足の追加
・譲渡資産の所得時期と譲渡日
回答いただきありがとうございます。
不足している情報です。
・売却した土地の取得費(不明の場合は売却額の5%) → 不明です 5% 2,000,000円でしょうか
・仲介手数料などの譲渡費用 → コンサル費用含め 5,000,000円です
・所得控除の額 → なし
・譲渡資産の所得時期と譲渡日 → 2024/11 です
よろしくお願いいたします。
不足している情報で追加です。
・譲渡資産の所得時期は、10年前で、長期譲渡になります
よろしくお願いいたします。

長谷川文男
譲渡所得
4,000万-200万-500万=3,300万
※ 相続税がかかっていれば、譲渡した土地に対応する相続税は引けます。
短期か長期かは、被相続人の取得日を引き継ぎ、譲渡した日の1月1日までの期間が5年以内は短期、5年超は長期です。
長期だとすると
3,300万×5%=165万が住民税です。
その20%がふるさと納税の住民税の減額限度です。
165万×0.2=33万
短期は、上記5%が9%ととして計算してください。
本投稿は、2024年06月04日 10時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。