オルトコインの利益確定について
確定申告に向けて損益計算を行っていた際に計算方法がわからない事象が出てきたので、もしお答えをご存知であればと思い相談させて頂きます。
BTC経由でETHを購入し、それぞれでかなり値上がりした後に、利益確定を行ったケースになります。計算し易いように金額は実態とは異なります。
年初に2BTCを20万円で購入し、すぐに1BTCで1ETH(10万円相当)を購入しました。この時の所有額は以下の通り
1BTC(10万円相当)
1ETH(10万円相当)
その後以下まで値上がり
1BTC(50万円相当)
1ETH(50万円相当)
このタイミングで1ETHを、1ETH→1BTC→50万円の順でトレードし現金化しました。
そうすると、タックスアンサーであった、アルト同士のトレードの際に利確扱いとなることをふまえると、
ETH→BTCの際に譲渡損益40万円
BTC→円の際に譲渡損益20万円
の計60万円となってしまいました。
ETH→BTCの際の譲渡損益40万円のみとなると思っていたのですが、60万となってしまうのでしょうか。
参考までに
年初に1BTCを10万円で購入→1BTCで1ETH(10万円相当)を購入(BTC残高なし)の場合は、1ETH(50万円相当)の利確時には譲渡損益40万円のみとなります。BTCの保有ありなしで大きな差になりました。
税理士の回答
こんにちは。
取引関係を少しまとめてみました。
■購入時
2BTC 20万円（＠10万円）
■売却１
1BTC 10万円
1ETH 10万円
10万円-10万円＝０ ⇒ 売却益なし
この時点での取得原価
1BTC 10万円
1ETH 10万円
■売却２
1ETH 10万円
1BTC 50万円
50万円－10万円=40万円 ⇒ 売却益
この時点の取得原価
2BTC 60万円（＠30万円）
■売却３
1BTC 30万円
現金 50万円
50万円－30万円=20万円 ⇒ 売却益
■合計売却益
40万円＋20万円＝60万円
ETHからBTCに替えた時点でBTCの取得原価が@30万円となります。
そのBTCを50万円で売却しているので、50-30=20万円の売却益が出たものと考えます。
したがって、今回のケースに係る売却益の合計額は60万円になるものと思われます。
お忙しいところご回答頂きましてありがとうございました。
本投稿は、2017年12月10日 12時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。
