インボイス制度に登録するか否か
仕事をもらっている企業から
「10月からインボイス制度に登録してない場合は税抜き金額で支払いします」と連絡がありました。
その企業からの年間の支払いは約100万(税込)ほどで、他の仕事で+20万。
合計120万程度の売上のため、課税事業者ではありません。(昨年度。経費などは引かずに)
100万円が税抜き支払いとなると
年間で90万円の支払いとなってしまう為
インボイス制度に登録するべきかと思い、
ネットを参照し
昨年度と同様の売上120万の場合の納税金額を計算したところ
インボイス制度に登録した際に納税しなくてはならない金額が
約2.4万円とでました。(簡易課税)
自信で計算した為この金額に不安があるのですが
おおよそあっておりますでしょうか?
また、
10万円のマイナスと
2.4万円のマイナスであれば
インボイス制度に登録するべきと考えておりますが
他にメリットやデメリットがありましたら
ご教授頂きたいです。
税理士の回答

米田征史
おおむねその計算で合っています。
ただし、免税事業差が課税事業者になった場合に適用される2割特例(軽減措置)は、期間限定(令和5年10月1日から令和8年9月30日までの日の属する課税期間)の取扱いになります。
それ以降については、2割特例が使えなくなるので納税額は2.4万円より増えることになると思います。
ご回答ありがとうございます。
計算に間違いがないとわかり安心しました。
課税事業者の申請を出すつもりだったので
課税事業者のみなし仕入率?で計算し
2.4万円で算出したのですが、
その場合でも令和8年9月30日以降は納税額があがってしまうのでしょうか?

米田征史
質問者様が計算された2割特例は期間限定になります。
令和8年9月30日以降については、事業区分に応じた「みなし仕入れ率」で計算を行うことになりますので、納税額は2.4万円より増えることになると思います。
ありがとうございます。
以後は、
事業区分ごとのみなし仕入れ率で計算をする
という事ですね。
詳しくありがとうございました!

米田征史
業種区分に応じた「みなし仕入れ率」で計算を行う簡易課税は、事前に届出書の提出が必要になります。
現在の消費税の制度は、請求書の記載要件、課税事業者・免税事業者の選択、計算方法の選択、それらに伴う届出書の提出等・・・
とても複雑な制度になっています。
お近くの税理士にご相談されることをお勧めします。
ご丁寧にありがとうございます。
素人には難しそうですね...
インボイス制度登録や課税事業者への登録は
もう少し検討してみます。
ありがとうございました!!
本投稿は、2023年05月13日 15時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。