妻のへそくり名義預金の扱い
初めまして、宜しくお願いします。
国税庁OBの先生で、相続税にお詳しい方にお聞きしたくおもいます。
よく、妻のへそくり名義預金は、夫にすべて返しなさい、と、YouTubeでもでております。
もし、夫の相続のときは、夫の財産として申告しなさいとも、でております。
万が一、私妻が先に相続が、ありましたら、わたしの2つの口座に入ってます。名義預金1500万円を夫に、相続してもらえればよろしいのですか?夫の希望ですが、後々夫婦が亡くなって相続の時に、子供に負担はかかりませんか?
2つ目の口座には、わたしの親からの相続財産も入ってます。
夫に全額返金すれば、よいのですが、夫は返して貰ったら、贈与税がかかる、と、言っています。
かからない!と、反論していますが、断固と拒否しています。
家族は夫と子ども1人です。
夫の希望通りにしても、大丈夫ですか?
ご意見をお聞かせください。
税理士の回答

柴田博壽
確かに名義預金という括りになれば実質所有者の相続財産ということになります。
但し、質問者様のように生家のご両親から遺産を相続しているとか、過去に働いた収入から貯蓄している等の事実があれば、その分を整然と区分することで名義財産から除外していく方法をお取りになればよいと思います。
言わるゆる(家族)名義預金は極めて限定されてきます。
お子さんへの遺産相続を考えた場合の相続税のこともご心配ですね。
相続税の計算には一応、基礎控除額があるほか、生命保険金には別枠の控除(500万円)があるほか、土地に関しては300㎡までは最大80%まで評価減できる特例もあります。課税対象遺産額にもよりますが有利な対策もありますので必ずしも巨額とは限りません。現時点での税額を計算してみることも大事なことです。また納税資金手当てのため、ある程度は換価の容易な資産で保有するなどの工夫も大事かと思います。
ご参考になれば幸いです。
柴田税理士先生
ご返答有り難うございました。
もう少し詳しくご説明致しますと、私の口座に、夫の財産が、1000万円程あり、こっそり貯めた
へそくりです。
私はネット等を見て、早々と返金したいのですが、夫に話すと、通帳、カードを隠されてしまいました。
万が一妻がさきに亡くなった場合、1000万円を夫に必ず返金したく、残りの500万円を子供と
法定相続分での分配で、宜しいのでしょうか?1000万は妻の名義預金なので夫に返金する、と 念書を書くとか、遺産分割協議書に明記する等の方法を取ればよろしいのですか?
再度のご質問で、申し訳ごさいません。
ご教授の程宜しくお願い致します。

柴田博壽
婚姻期間が20年以上の配偶者からの居住用不動産(又は取得用資金)の贈与に関し、贈与税の配偶者控除等(最大2,210万円)の特例の存在はあるのですが申告時期を逸したこと、また居住用不動産の取得事実が無いのであれば非該当となってしまいますね。
ご主人様が要望を受け入れて頂けない状況でもあり、質問者様の清廉潔癖なお人柄から書き記したいというお気持ちも十分理解できますね。
念書、或いは確認書等として紙面を作成なさるのも一方かと考えます。
遺産分割協議書はこの場合は不適切かと思います。質問者様の遺産ではないので。
柴田税理士先生
再度のご回答に、感謝申し上げます。
念書を、きちんと作成します。
お忙しい中、有り難う御座いました。
、

柴田博壽
ありがとうございました。
お役に立てたのであれば光栄です。
また、何からありましたらお立ちよりください。
柴田税理士先生
まだ繋がっていますでしょうか?
実は、私の知り合い、と言いましても、かなりご高齢者で、携帯も、持ってなく、私に相談をされてきました。
結婚して60年です。
奥さんは、ご主人に内緒で、生活費の余剰金を奥さんの口座に貯めてきたそうです。私と同じです。
年間150万円位あり、合計3000万円あるそうです。
贈与税の申告は一度もないそうです。
口座は沢山あり、年金が、入っていたりと、他の銀行に振り込みをしたりと、かなりややこしかったで
通帳も拝見させてもらいました。
ご主人様は贈与の意思は無く、奥様は入金してきたお金はご主人様の財産で、預かってたという認識だそうです。
ご主人様も、自分の財産であると、認識されてます。
相談された私も困り果てて、柴田先生にご意見を伺がおうと思いご連絡いたしました。
お忙しい中、すみません。
ご意見をお聞かせください。
宜しくお願い致します。

柴田博壽
ご連絡ありがとうございます。
ご友人のご相談とのことです。
職務上、また本相談上の約束事情から伝聞上のお話になりますと差し控えさせていただきます。
ご本人様よりお問い合わせいただきますようごお話いただければと思います。
柴田税理士先生
先生にご迷惑をおかけするところでした。
ご主人様にログイン方法を、お伝えします。
大変申し訳ございませんでした。

柴田博壽
どうぞ、よろしくお願いします。
本投稿は、2025年08月11日 14時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。