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市町村民税寄附金税額控除額とふるさと納税寄附金額の差異について

市町村民税寄附金税額控除額とふるさと納税寄附金額の差異について質問です。

当方会社員で給与以外の所得はありません。
2022年度分の住民税に関し疑問に思う点があったので質問させていただきます。

2021年分確定申告書には給与7,848,736円
ふるさと納税金額66,000円(実際の寄付金額68,000円)を申告しました。

2022年度地方税情報(マイナポータル)を確認したところ、
市町村民税 寄附金税額控除額 31,514円と記載されていました。

差異が34,486円もあるのですが、これは普通のことなんでしょうか?

さかのぼり申請をした方が良いのかご教示いただけますと幸いです。

税理士の回答

ふるさと納税は「寄付額-2,000円」が①所得税と②住民税から控除される仕組みです。

寄付額が68,000円で簡単にご説明します。
①所得税について
⇒確定申告書の左下に「寄付金控除」に「68,000円(寄付額)-2,000円=66,000円」が記載されていると思います。
 確定申告書の右上の「課税される所得金額」には、66,000円が所得金額から控除された数字になります。
 この「課税される所得金額」に税率がかけられて税額が確定します。
 よって上記の流れから「寄付金控除」×税率分だけ税額が安くなることになります。
 仮に税率が22.1%(復興所得税含む)とすると、ふるさと納税により所得税が「14,586円」安くなったことになります。

②住民税について
⇒①より「68,000円(寄付額)-2,000円=66,000円」のうち所得税で「14,586円」安くなりましたので、
 残りの金額「66,000円-14,586円=53,414円」が住民税から控除されます。
 市町村民税と都道府県民税の合計が「53,414円」の金額になるはずです。

もしかすると都道府県民税の部分を見落としている可能性もありますので改めてご確認ください。

本投稿は、2023年06月20日 12時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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