香典に税金はかかりますか?
香典についての質問です。仮に地元の名士や芸能人などの影響力の多い人が亡くなって、その人の葬儀に1000人が参列し、一人当たり平均3万払ったとします。その合計3000万について、課税対象となるでしょうか?なった場合は、相続税として扱われるのでしょうか?
この質問に関連するかはともかく、葬儀にはお金をかけて、500万ぐらいかけたと仮定します。
あと、税金がかかる場合、いくらまでなら非課税として国税庁に判定されるなどの基準がありましたら、解説をお願いします。
税理士の回答

香典は喪主が受け取るものであり、故人の財産ではないので、香典に相続税は課税されません。
贈与税の観点でも、香典について相続税法基本通達では、非課税としています。
相続税法基本通達
(社交上必要と認められる香典等の非課税の取扱い)
21の3-9 個人から受ける香典、花輪代、年末年始の贈答、祝物又は見舞い等のための金品で、法律上贈与に該当するものであっても、社交上の必要によるもので贈与者と受贈者との関係等に照らして社会通念上相当と認められるものについては、贈与税を課税しないことに取り扱うものとする。(昭50直資2-257改正、平15課資2-1改正)
ご回答ありがとうございました。相続税法基本通達を参考にさせて頂きます。
本投稿は、2025年05月11日 21時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。