個人事業主、開業届について
夫婦でフリーランスになり、個人事業主登録と開業届を出したいのですが、現在夫は前職の失業手当受給中で、すぐに開業届は出さずに準備期間を取りたい状況です。
私はすでにデザイン業を自分で始めていて開業届をすぐにでも出せます。そして近々夫婦でカフェも始める次第です。夫は清掃業などの現場仕事をひとりでやったりもします。夫婦で共通の仕事と別の仕事が混在する場合、個々で個人事業主登録をした方がいいのか、どちらかが事業主となり、屋号をいくつかとる方が良いのか、迷っています。個々で個人事業主となった場合、共通業務のカフェの位置付けはどうなるのでしょうか?
事業主ひとりの方が課税所得にもよりますが、節税になる可能性が大きいですか?アドバイスをよろしくお願いいたします。
税理士の回答

中西博明
個人事業という前提であれば、それぞれの事業の損益次第ということですので、どれが最善かというのはお答えが難しいですね。
しかし、一般的にお二人で稼いだ所得を分散した方が税負担の面では有利になると思います。
いずれにしても、今後、事業が軌道に乗れば早いうちに法人成りすることをお勧めします。
早いお返事に感謝します。
個々で個人事業主になった場合、例えばカフェの業務を私の方で屋号登録した場合、すでに個人事業主になっている夫を青色専従者にはできないということになりますか?
カフェ業務は夫婦共に行うことになると思うのですが、そうなると事業主をひとりにまとめた方がよいでしょうか?

中西博明
青色事業専従者は専らその事業に従事するという要件がありますので、税務署から指摘を受ける可能性がありますね。
それぞれの事業の収支をきっちり分けられるのであれば、共同経営という理屈は考えられますが、生計を一にするご夫婦ですので、同様に、税務署から指摘を受けるリスクはありますね。
おっしゃるように、どちらかを事業主として、どちらかを青色事業専従者の届けをして、給与を支払うことにすれば問題はありません。
どちらを選択するとしても、早期に法人組織にするのが一番かと思います。
わかりやすいアドバイスありがとうございます。
まずは私の個人事業主、開業届を行いたいと思います。
本投稿は、2019年11月25日 23時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。