退職金の受領時期について
7月で還暦を迎えます。引き続き継続雇用(65歳まで)となりますが、退職金についてはこの7月若しくは継続雇用終了後に受領出来ます。規定上、退職金額は据え置きとなることから、7月の受領を考えています。所得税法上、7月の受領と継続雇用終了後の受領では損得はないと考えて良いですか?ご教授方宜しくお願い致します。
税理士の回答

竹中公剛
メリットは、勤めている期間が長くなること・・・・控除の金額が大きい。
デメリット・・・・会社の業績が悪くなった時に、もらえないことが発生しないか?です。
竹内先生
早速のご連絡ありがとうございます。メリットに「控除の金額が大きい」との記載がありますが、早期に受領する方が、退職金の所得控除額が大きいという意味ですか?ちなみに勤続30年超です。

竹中公剛
メリットは、勤めている期間が長くなること・・・・控除の金額が大きい。
控除は勤続年数×700,000円
ですので、長くなれば、控除の金額が大きくなる。
下記参照
※1 退職所得控除額は、次のとおりです。
●勤続年数が20年までの場合
40万円×勤続年数(80万円より少ないときは80万円)
●勤続年数が20年を超える場合
70万円×勤続年数-600万円
早速のご連絡ありがとうございます。メリットに「控除の金額が大きい」との記載がありますが、早期に受領する方が、退職金の所得控除額が大きいという意味ですか?違います。反対です。
竹内先生
今受領するよりも5年後に受領した方が、退職所得の控除額が5年×70万円=350万円増えることを理解しました。今回の受領は見送って5年後に受領することにします。ご回答ありがとうございました。
本投稿は、2021年05月25日 10時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。