ネットワークビジネスの仕訳について
青色申告で確定申告をする個人事業主です。
今年始めた、ネットワークビジネスの仕訳がわからないため質問です。
・会員を増やすと報酬が受け取れる仕組みで、
報酬を受け取るためには毎月1万円程の商品を定期購入することが条件の会社です。
・毎月定期購入している商品は、主に自分が使用しています。
※サンプルを配ったり、プレゼントしたりすることはありますが、販売などはしておりません。
・毎月、商品の定期購入はしておりますが、報酬がない月もあります。
以下の仕訳について、
勘定科目等も合わせて教えていただけますと幸いです。
ーーー
①
1/1 10000円の商品を購入した。
1/25 先月(12月)の報酬が銀行口座に振り込まれた。
②
・ポイント還元制度もあり、そのポイントと商品を交換できる仕組みがある
※ポイントと商品を交換をするためには手数料が200円必要。
・報酬金額が5千円未満の場合は、銀行に振り込まれずに次回の購入時にポイント払いとして支払いが可能な仕組みもあります。
(ポイントと商品を交換できる仕組みとはまた別です)
2/1
10000円の商品を購入した。
ポイントを使って商品と交換したため200円の手数料が必要。(合計支払額10200円)
報酬金額が5千円に満たない月が過去にあり、銀行振込されずにポイント払いとしてサイト上で使用できる金額が3000あったため、
この10200円のお支払いのうち、3000円をポイント払いで支払った。
③
3/1
10000円の商品を購入した。
この10000円のうち、5000円は人から頼まれて購入したため、自分が使用するものではない。
④
4/1
10000円の商品を購入した。
この10000円は知人にプレゼントするために購入したもの。
ーーー
以上、①〜④の仕訳を教えていただけますと幸いです。
宜しくお願いいたします。
税理士の回答

石割由紀人
ネットワークビジネスにおける個人事業主の仕訳について、以下の通りの仕訳を行うことが考えられます。勘定科目の選定は、商品購入の目的(自家消費・販促用など)に基づいて分類されます。以下に具体的な仕訳例を示します。
① 1/1 商品購入および12月の報酬受領
- 商品購入(自家消費の場合):
- 借方:消耗品費 10,000円、貸方:現金 10,000円
- 報酬受領(銀行口座への振込):
- 借方:普通預金 〇〇銀行 10,000円、貸方:雑収入 10,000円
② 2/1 商品購入(ポイント使用)および手数料支払い
- 商品購入:
- 借方:消耗品費 10,200円、貸方:普通預金 〇〇銀行 7,200円、ポイント利用 3,000円
③ 3/1 商品購入(一部が他人用)
- 商品購入(自家消費分):
- 借方:消耗品費 5,000円、貸方:現金 5,000円
- 他人用購入(立替的なもの):
- 借方:立替金 5,000円、貸方:現金 5,000円
④ 4/1 知人へのプレゼント
- プレゼント用購入:
- 借方:交際費 10,000円、貸方:現金 10,000円
詳しくご回答いただきありがとうございます。
①合計1万円程の商品を購入しないと報酬を受けれないために購入している商品(自家消費)は
購入金額に関係なく、
勘定科目を
「仕入高」ではなく、
「消耗品費」とするとのことですが、
「仕入高」と計上しても間違いではないでしょうか?
②報酬が銀行口座に振り込まれた時は
「雑収入」ではなく、
「売上」とした場合は間違いでしょうか?
振込金額によって変わるのでしょうか?
以上、お手数をお掛けいたしますが
追加2点のご回答を宜しくお願いいたします。

石割由紀人
①合計1万円程の商品を購入しないと報酬を受けれないために購入している商品(自家消費)は
購入金額に関係なく、
勘定科目を
「仕入高」ではなく、
「消耗品費」とするとのことですが、
「仕入高」と計上しても間違いではないでしょうか?
→間違いでは無いです。
②報酬が銀行口座に振り込まれた時は
「雑収入」ではなく、
「売上」とした場合は間違いでしょうか?
→間違いではないです。
振込金額によって変わるのでしょうか?
→変わりません。
お答えいただきありがとうございます。
教えていただいた通りに仕訳したいと思います。
ありがとうございました。
本投稿は、2024年10月29日 16時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。