雑所得とポイントについて
ポイ活でえたポイントを現金や電子マネーに換金したとき、確定申告が必要だと聞きました。
あるプラットホームのポイントを、プラットホーム内でポイント運用し、増えた状態で、プラットホームが発行するクレジットカードの支払いにまわした場合、それは20万こえたら確定申告が必要ですか?
税理士の回答
出水祐介
結論から申し上げると、このケースではプラットフォーム内で運用したポイントをプラットフォームが発行するクレジットカードの支払いに直接使用しているため、確定申告の必要はないと考えられます。
また、2つのパターンで考えると分かりやすいです。
①ポイントを運用することによる「増分」が、もし現金化された場合には、その増分部分が雑所得として計上される可能性があります。
②ポイントを現金化せず、直接支払いなどに使用する場合は、所得として計上する必要はありません。
具体的な例は以下の通りです。
①ポイントの換金
→ポイ活で得たポイントを現金に換金した場合、その金額が年間で合計20万円を超えると、その超えた部分について確定申告が必要になります。
②ポイントの商品購入やサービス利用に使用
→ポイントを商品の購入やサービスの支払いに使用した場合、通常は「雑所得」としての扱いになりますが、これが実際に現金化される場合とは異なります。ポイントを直接支払いに使用した場合(例えば、クレジットカードの支払いに充てる等)は、これを現金収入とはみなされないため、原則として確定申告の対象にはならないことが多いです。
③ポイントの投資利益
→プラットフォーム内でポイントを運用し、増えたポイントをそのままクレジットカードの支払いに使用した場合、これは現金化していないため、雑所得としての扱いにならず、確定申告の必要はありません。
出水祐介
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本投稿は、2024年04月21日 12時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







