2020年の国内暗号資産FX利益2万円・給与2か所、申告義務とお尋ねリスクについて
【相談内容】
2020年分の国内暗号資産FXで約20,000円の利益がありました。
給与所得は2か所あり、副業給与(バイト)は9万円以下です。
給与+バイト給与は確定申告しましたが、暗号資産FXの利益は確定申告はしていません。
この場合、
①住民税申告は必要でしょうか?
②税務署からお尋ねが来る可能性はありますか?
③今から期限後申告をすべきでしょうか?
【知りたいこと】
リスクを最小限にするために、いま取るべき最適な対応を教えてください。
税理士の回答

①住民税は、原則として給与所得以外の所得が20万円以下の場合も申告をする必要があるが、利益2万円のため申告は必要ありません。
⓶税務署からお尋ねがくることはありません。
③期限後申告は必要ありません。

そもそも2020年の確定申告は、
「給与+バイト給与+暗号資産+FX」でなければならず、
修正申告が必要な状態です。
① 確定申告していますから、住民税の申告は不要です。
ただ、前述したように所得税の修正申告が必要な状態で、修正申告すれば、その内容は住民税にも反映されます。
② 5年(確定申告期限からでも4年)経過していますから、可能性は少ないでしょう。
③ 課税もれが起きていますから、専門家の意見としては、修正申告すべきとしか答えられません。
長谷川文男 税理士先生
先ほどはご回答いただき、ありがとうございました。
一点、補足と訂正をお願いしたくご連絡いたします。
先の相談文では「暗号資産FX」と記載しましたが、
「暗号資産取引+FX」ではなく、「暗号資産の証拠金取引(いわゆる暗号資産FX)」のことを指しています。
以上をご考慮いただければと思います。
本投稿は、2025年09月09日 22時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。