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【贈与税?】社会人で生活できる収入がありながら親から年間180万援助されていた場合。

非常勤の仕事で年収300万程度あり("手取り"換算をすると200万台)、
1人暮らしのため生活はギリギリまかなえるのですが、
親(別居)が私の低収入を心配しており、
厚意で年間110万を超える援助をしてくれていた期間が2年間(下記①②)あります。
大変お恥ずかしいことですが、ここ最近まで贈与税について何も知らず、
何の疑問もなく受け取ってしまっておりました。
問題があればきちんと納税したいと考えておりますので、
贈与申告すべきか教えて頂けないでしょうか。

①2018年について
月15万×12か月=180万 振込があります。
その15万のほとんどは家賃その他生活費にあてており、
残額はそのまま貯金されていきましたが、その総額は年間110万をこえていません。
ただ、結果的に自分の給料についてはその多くが貯蓄される状況でした。

②2019年について
十分な収入がもてるようになってきたと判断したため親に頼ってはいけないと
家賃や生活費を自分の給料の入る口座(仕送りとは別口座)から出すようになり
自分の生活費のほとんどは自分の給料から賄うようになったのですが
親からの仕送りを止めてもらうのを忘れており、口座の確認もしていなかったため
結果的に年間165万の振り込みがあり、残高が一気に増えていることに気付きました。
(健康保険料の引き落としだけは変更しそびれておりこちらの口座でしたが、
仮にそれを差し引けるとしても110万は少し超えると思います)。

これらの2年間について、受け取った年間総額で贈与税申告をすべきでしょうか。
ご回答よろしくお願いいたします。

税理士の回答

贈与税の申告をすべきではない!と言い切れないところはありますが、親子間の資金移動については
即贈与にはならないと考えます。

贈与はお互いが「あげましょう」「もらいましょう」という意思の確認がまず必要になります。
2019年の165万円については振り込まれていたことを把握していなったとのことですので、税務的に問題になるとすれば相続時に「親の名義預金」となるか否かかと考えます。

2018年、2019年の資金移動のみをもって、税務署から贈与税の申告を指導されることはほぼ無いと考えますが、生活費に使っていないお金で年間110万円を超える株式や不動産を購入した場合などは贈与税の対象になる場合もあります。

参考にしていただければと思います。

本投稿は、2020年03月17日 13時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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