漫画家の年末調整について
10月から開業し、11月から連載を始めた漫画家です。
連載を開始するまでにアシスタント2人にそれぞれ報酬としてアシスタント代を2度払いました。(正確には1人には報酬としてのお金を二度、1人には報酬としての物品を一度・お金を1度です)
源泉徴収のことをつい最近知り、まだ源泉徴収を考えた上での報酬は2人に渡していません。源泉徴収を含めたお金を私は渡した方がいいのでしょうか。
ちなみにこのアシスタントの報酬は、以下に書いてある通りまだ原稿料を貰っていないので私の預金から出しております。
また、年末調整をお知らせする文書が税務署から送られてきました。
私は現在連載前の告知用原稿の原稿料13691円(純粋な原稿料14000円+消費税1120円ー所得税1429円)のみを受け取っていて、12月末には30万程度の収入がある予定です。以降の原稿料も毎月下旬(20日以降)にいただく予定です。
2万円以下の原稿料しか受け取っていなくても、アシスタントに報酬を渡しているし年末調整は出さなければいけないのでしょうか。また、それに際して私は何をすればいいのでしょうか。
ご回答いただければ幸いです。よろしくお願いします。
税理士の回答
東京都中央区の税理士法人石川小林 小林拓未と申します。
まずは、アシスタントに支払った金額の性質を考える必要があります。
従業員と考えるか、外注スタッフとして考えるか、によって違って参ります。
従業員とすれば、扶養控除申告書(年末調整用の用紙)をアシスタントに記入して頂く必要があります。年末調整も行う必要があります。年に一度源泉徴収票の作成作業もあります。この際の支払いは、「給与」となります。
外注スタッフとすれば、上記の作業にかえて、年に一度支払調書の作成が必要です。この際の支払いは、「報酬」となります。
いずれにしても、本来であれば、源泉徴収を行う必要がありますが、給与の場合であれば、金額が小さいこと、報酬の場合であれば、個人事業主で従業員なしですので、源泉徴収義務なしですので、書類の整備さえすれば、源泉徴収の必要はありません。
以上よろしくお願い致します。
詳細にお教えいただきありがとうございます。
疑問だったことが解消できました。
従業員ではないので、報酬としてで考えて行こうと思います。
本投稿は、2018年11月30日 13時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。