建設仮勘定の有形固定資産以外に振り分けを行う場合
事業会社で経理を担当しています。
現在新しい製造ラインを建設中で、数年後の完成を予定しています。
毎月出来高で建設会社に支払いを行っており、この支払いは建設仮勘定で計上をしています。
見積書を見たところ、残土処理などが記載されており、過去に建設をした時の建設仮勘定の振り分けを確認したら、残土処理は修繕費に振り分けられていました。
おそらく今回も修繕費に振り分けられると思われます。
私個人としては翌期に持ち越すリスクがあるので、修繕費などを建設仮勘定の額に含めたくはないです。
ここで本題なのですがこの修繕費はどのタイミングで計上を行えば良いのでしょうか?
この修繕の作業が行われたタイミングで計上を行えば良いと思っているのですが、見積額のため、金額が確定していないと上司にも言われて困っています。
拙い文章で申し訳ないのですが、お力を貸していただけるとありがたいです。
税理士の回答

①残土処理をするといった契約があること
②残土処理が終わったこと
③請求書がなくても見積書で合理的にわかること
この三つの要件に当てはまったタイミングで、修繕費になります。
例えば見積書の金額が慣行として請求書の金額と一致するようなものでしたら、③に当てはまりますが、全然一致しないものでしたら、請求書を待つしかないです。
建設仮勘定は、減価償却をいつからやるか、資産なのか費用か、課税仕入れの時期はいつかなど意外と判断に迷うケースが多いのでご留意ください。
よろしくお願いいたします。
本投稿は、2024年10月07日 22時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。