青色決算書の減価償却費の計算について
青色申告をしている個人事業主です。
確定申告や帳簿付けのために使っていたパソコンを買い替え、その金額が14〜15万程でした。
10万を超えるものだったので、以前どのように経費に入れれば良いのかを聞いた際、青色決算書の減価償却費の計算の摘要欄に「措法28の2」と記載すれば良いということを教えてもらいました。
ですがいざ見てみると、減価償却の計算のどこに何をどう記載すれば良いのか記載する項目が多くてわからなくなってしまいました。
会計ソフトで入力するのですが、どのように入力すれば良いのでしょうか?
税理士の回答

減価償却費の計算の表に、以下の様に記載します。
-減価償却資産の名称等の欄 資産の名称
-本年分の必要経費算入額欄 PCの金額
-摘要欄 措法28の2
MFクラウドのソフトのシステム上、「固定資産の追加」というところに入力するのですが、入力しなければいけない必須項目があります。
①勘定科目
②資産の名前
③取得価額
④償却方法
⑤事業供用開始日
⑥事業利用比率(0.01-100)%
⑦今期償却額
の7つです。
資産の名前はノートパソコンでいいのかな?と思いますが、そのほかが何を入れれば良いのかわからないです。
教えていただけたら嬉しいですお願いします。

以下の様になります。
①工具器具備品
②PC
③購入価額が15万円であれば、15万円。
④一括償却
⑤定額法
⑥事業100%であれば、100%
⑦15万円
ありがとうございます。
①の工具器具備品というのは機械装置とは違いますか?
④償却方法は一括償却とのことですが、即時償却との違いは何でしょうか?
⑤事業供用開始日は日付を入れるようになっているのですが、こちらは使い始めた日付ということで良いのでしょうか?
あともう一つ、特別償却額という項目があります。こちらは必須項目ではありませんが特に何か入力しなきゃいけないことはありますか?

①機械装置とは違います。
④一括償却は間違いでした。これは、3年で均等に償却します。即時償却は、1年目に全額償却になります。即時償却に訂正します。
⑤使い始めた日になります。
なお、特別償却については、特に入力は必要ないと思います。
ありがとうございます。
ずっとわからなかったことだったので助かりました。
あと一つ質問なのですが、「工具器具備品に計上した後、全額を減価償却して減価償却費を必要経費に計上します。」と以前パソコンを買って質問した時に回答していただきました。
「この計上した後に」というのは、普通に借方勘定科目(工具器具備品)・貸方勘定科目(事業主借)でパソコンを帳簿付けし、その後に先ほど教えていただいたように減価償却費の計算に入力すれば大丈夫ですか?

相談者様のご理解の通りになると思います。
この処理をした上で今現在青色決算書がどう表示されているのかを見てみたのですが、貸借対照表の資産の部にある工具器具備品に△141,450と書いてありました。141,450は先ほど言ったパソコンの金額です。
△ということはマイナスという意味だと思うのですがこちらはこのままで良いのでしょうか?
こうなるのは普通ですか?
本投稿は、2021年12月22日 19時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。