仕入諸掛の仕訳について
仕入諸掛の仕訳について
①仕入勘定に直接加算する方法と
②仕入諸掛勘定を設けて処理する方法
どちらにしようか迷っています。
それぞれメリットデメリット教えていただけますと幸いです。
また次年度方法を変更することは可能でしょうか?
税理士の回答

②仕入諸掛勘定を設けて処理をする方法
・メリット
仕入諸掛の金額が明確に把握できる。
・デメリット
決算時に、期末棚卸資産に含まれる仕入諸掛の金額を計算して、
(借方)繰延仕入諸掛 ××× (貸方)仕入諸掛 ×××
と処理しなければならない。
①仕入勘定に直接加算する方法
・メリット
繰延仕入諸掛の期末仕訳が必要ない。
・デメリット
仕入諸掛の金額が勘定上は把握できない。
などなどです。
処理を変更するには、「正当な理由」が必要であり、会計処理を変更した旨や変更する「正当な理由」、変更による影響額などを決算書に注記する必要があります。
仕入諸掛りの金額が重要でなければ、①で処理するのが一般的だと思われます。
ご回答ありがとうございます!
重ねて質問失礼致します。
① 仕入勘定に直接加算する方法
こちらの場合、棚卸しの際には、
1度にたくさんの種類の商品にかかった輸入の仕入諸掛を、それぞれの商品に対してどのように振り分けたら良いのでしょうか?
② 仕入諸掛勘定を設けて処理をする方法
こちらの場合は、棚卸し時に、以下の式にて計算して算出で正しいでしょうか?
仕入諸掛の合計金額×期末棚卸高÷期中仕入総額=期末棚卸に加算すべき仕入諸掛

①各商品の購入代価など、適当な基準を用いて按分することになります。
②おっしゃる通りで問題ないと思います。
最後までご回答ありがとうございました!
本投稿は、2022年01月28日 00時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。