年収が1800万を超えると税率があがり、手取りが下がりますか?
会社からの給与で1700万程度の収入があります。
今年、一時的な副職による雑収入で100万以上
入る予定で、
合計すると年収が1800万を超えます。
その場合、所得税率が上がると思うのですが、
1800万を超えない方が手取りは多い状態
でしょうか?(減るとすると、
いくらぐらい減りますか?)
その税率は来年以降も適用され、
来年、副職による収入がない場合、
一時的な収入のために
かえって損をしてしまいますか?
税理士の回答

久川秀則
こんにちは。
まず所得税の税率は、給与のグロス収入ではなく、その金額であれば、給与所得控除の220万円控除し、扶養控除、社会保険料控除などの所得控除を差し引いた後の課税所得に対して、税率を掛けますので、
給与収入の金額で税率が決まるわけではないことをまず、お答えしておきます。
その上でですが、ある税率の変更金額を超えてしまった時に、逆に税が増えて手取りが減ることがあるか、ということについては、
所得税は超過累進税率であり、例えば、1800万円までの税率は33%、超えると40%ですが、1800万円までの部分は33%がそのまま適用され、超える金額について40%が適用される仕組みですので、お尋ねのような手取りの逆進は原則起こりません。
また、税率は暦年で適用されますので、次の年はまた次の年の所得に応じた税率になります。
取り急ぎ回答とさせていただきます。
久川様、早速のご回答ありがとうございます。おかげさまで、安心できました。
本投稿は、2017年07月19日 22時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。