事業承継と利益圧縮の策は?
平成30年3月決算であるうちの会社(中小企業・HP制作業)は、期末に両親が個人事業で営んでいるお店(消費税課税事業者)を、法人に吸収し来期から営む予定です。
両親の営んでいる店は資産が【現預金・仕入商品・機械設備】、負債が【買掛金】、残りは元入金で構成されています。
事業吸収に当たり、機械設備と商品在庫は買取、負債に関しては両親の方で綺麗にするといった形にしてもらう予定です。
そして法人の決算にあたり、大体300万円ほど法人の方で利益が出そうだとわかりました。
なんとかしてこの利益を圧縮できないかと考えていますが、何か方法はあるでしょうか。両親の営んでいるお店の吸収の仕方によっては利益圧縮を図ることができるのでしょうか。
現時点では機械設備は簿価100万円で購入予定(両親の所得の関係上±0にするため)、商品在庫も買取る予定ですがどちらにせよ期末で買取のため棚卸にしかならず、機械設備も減価償却は見込めません。
他には少額償却資産の特例も用いるつもりですが、これでもやはり厳しいです。
具体的には100万円ほど利益圧縮できればと思うのですが、何か方法はありませんでしょうか。
事業吸収の仕方の見直しでも、それ以外にできる節税対策でも、可能なものがありましたらご教授お願い致します。
税理士の回答

期末、というのはご両親の個人事業としての期末、12月末でしょうか。であれば、3か月償却できますね。30万控除の対象も増えるかもしれませんし。
相田裕郎先生
ご回答ありがとうございました。
個人事業主である両親の店をたたむのは今年の3月末で決定しておりました。
今回は会社にcashがないため少額償却資産の特例も適用できず、しかたないので収入0の妻に給料を出すことにしました。
実際にある程度会社を手伝ってもらっていたので、そのぶんを給料1月~3月までと、決算手当を出して60~70万ほど経費をだしました。
この度はご丁寧な回答をいただきありがとうございました。
本投稿は、2018年03月08日 09時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。